※下品表現注意


「南沢さん、ちょっとお願いがあるんスけど」

「何?」


部活も休みの週末、オレの部屋で二人きり。南沢さんはつまらなそうにゲームをしていて、オレはどのタイミングでこの質問を投げ掛けようかと考えながら南沢さんをじっと見ていた。オレが呼び掛けても南沢さんは振り向きもしてくれなかったが、次の問い掛けでコントローラーを手から落としていた。


「オナニー、見せて下さいよ」


その一言と同時にテレビとゲーム機の電源を落として、南沢さんの股間に手を這わせた。さすがの南沢さんでも、少しは動揺を見せるだろうと思っていたが甘かった。南沢さんは悪戯に目を細めると、ノリノリでズボンと下着を脱ぎ捨ててベッドに上がっていた。


「え、あの、南沢さん?」

「んっ、は…何…?」


足を左右に目一杯開いてローションで濡らした指を後ろに突き入れている南沢さんに恥じらいは一ミリたりともなかった。まぁ、ほんのり赤らんだ頬だとか潤んだ瞳だとかは非常にけしからん訳なのだが。オレが欲しかったのは「あ、あんまり見んなよ…ばか…」とか「そんなに見られたら…っ、恥ずかし…」とかだったんだよ。なのにこの人ときたら、ノリノリで指二本使って奥弄っちゃってさぁ…。そりゃエロいし興奮もするけど、何だかなぁ。


「ん、ぅ…くらま、みて…」

「はいは…!!」

「ぁっ…も、…こんなになっちゃった…」


呆れたように上げた声は途中で喉の奥に消えていた。何故って、頬に汗で前髪を張り付けた南沢さんがうっとりと欲に濡れた表情で秘部を左右に指で拡げてオレに見せつけてきたのだ。くっそ…エロ沢め…!


「淫乱、見られて感じたんでしょ」

「あぅ…くらまぁ…」

「そんな甘えた声出してもダメ。ほら、お仕置きするから後ろ向いて」


そう言うと大人しく尻を向ける南沢さんの白い尻はしっとりと汗ばんでいた。尻の右側は甘噛みして、左側には吸い付いて痕を残してやった。南沢さんはその間びくびくと腰を揺らしていた。尻を左右に割り開くとひくりひくりと収縮するいやらしい秘部が目に入る。縁に舌を這わせれば、南沢さんは堪らないのかふあぁと力の抜けるような声を上げた。オレはベッドの下から大人の玩具が入った箱の中からアナルビーズを取り出す。


「南沢さーん、今からビーズ入れるから力抜いてねー」

「ぅ…あ、ふ…っ」


大小様々なテカテカしたピンク色のアナルビーズを南沢さんのナカにつぷりつぷりと埋めていく。南沢さんはベッドの上で尻だけ上げた態勢でシーツを握り締めていた。何かを耐えるようにするその南沢さんの行動は嗜虐心を煽られる。普段はやたらプライドが高くて気が強くてムカつく事もあるけど、セックスの時だけはいじめて欲しくて堪んないって顔して甘えた声で名前を呼ばれた時なんかは最高に興奮するね。


「んぅ…くらまぁ、」

「ハッ、こんなに奥まで咥え込んじゃって」


短い尻尾のようにちょろっとだけ残ったアナルビーズをピンと指で弾いてやると、南沢さんは背をしならせてへなりと腰も沈めてしまった。オレはやれやれと南沢さんの体をひっくり返した。南沢さん自身は既に濡れそぼり、後ろに先走りを垂らしていた。


「ほら、よく見えるように膝持って」

「っ…ん…」


その時、南沢さんは漸く羞恥心を感じて耳を赤く染めた。その恥じらい様が堪らなく可愛くて、オレはごくりと生唾を飲んだ。じっと秘部を見下ろせば、アナルビーズを咥えたそこがきゅっと締まるのが見えた。南沢さんは赤い顔をしてオレの顔を見つめてくる。そういう風にされると、もっといじめたくなってしまう。


「もっと可愛い顔、見せて?」


そう告げて、南沢さんの秘部からアナルビーズを勢い良く引き抜いた。但し全部は引き抜かない。少し引き抜いてまた強く押し込む。それを繰り返すと、大小様々なアナルビーズはぬらぬらと南沢さんの体液で濡れていやらしく水音を立てた。南沢さんは震える膝裏を持ち上げて、引っ切りなしに喘ぎ声を上げた。


「ひゃあ!あっ、やぁ…ふあ、ぁん…!」


ぬちゅぬちゅと部屋に水音を響かせながら、南沢さんは口をだらしなく開いて涎を垂らしていた。普段はガードが堅そうな、性格がキツいっていうのがありありと出てる顔の南沢さんがこんな淫らな表情をするのを三国さんや神童が見たらどんな顔をするだろう。いや、こんな南沢さんが見られるのはオレだけで充分だけど…。なんて考えていたら、良い事を思いついた。


「南沢さん、ダブルピースしてみて?」

「ひゃ、っああ…ふぇ…?」


アナルビーズを出し入れしながら普段は良く働く頭もとろとろになって何も考えられない南沢さんにそう告げる。すると、南沢さんは意味もよく分からないまま両手でピースをしてみせる。アヘ顔、とまではいかないが口端から涎を垂らしてとろんとした目をしながらあんあん言う南沢さんはこの前見たAVの女優より格段にエロい。オレは制服のポケットから片手で携帯を取り出してカメラ機能を起動させる。ま、後で怒られんのは百も承知だ。


「南沢さん、気持ちぃ?」

「ふあ、ぁ…んぅ…!…きもち、ぃ…」


携帯を構えながら尋ねると、南沢さんはふにゃりと笑ってそう言った。うわ、何か逆にエロい。さすが南沢さん…恐るべし。オレは顔がにやけるのも隠さないままシャッターを切った。カシャリという機械音が響いて、携帯の液晶にダブルピースをして笑う南沢さんが映し出される。可愛さと厭らしさが混ざった南沢さんの表情に目を細めながら写メを携帯に保存する。そして、南沢さんの秘部からアナルビーズを勢い良く引き抜く。


「ふにゃあ…っ」

「はは、猫みたい…発情期の」


ぴゅっと軽く精液を自分の腹に飛ばした南沢さんは猫みたいに鳴いた。オレはそれをからかいながら南沢さんの膝を合わせるようにして纏めて、少し狭くなった秘部に容赦なく自身を突き入れた。南沢さんはぷるぷると体を震わせて、オレ自身をきゅうううっと締め付けた。


「はぁ、あ、うぅ…くらまぁ…」

「やべ…すげぇキツくて最高にイイっスよ、南沢さん」


オレに触れようと手を伸ばすけど力が入らなくて、それでも自然と洩れる声を抑えようと口を覆う南沢さんを更に追い詰める為に腰の動きを激しくする。南沢さんは焦点の合っていない目をしてされるがままに揺さぶられる。異常な事かもしれないが、こういうぶっ壊れた南沢さんを見るのが好きで堪らない。夢中で南沢さんの秘部を穿っていたら、一際キツい締め付けの後南沢さんの秘部に力が入らなくなった。オレは一番奥まで自身を突き入れて、南沢さんのナカに精を吐き出した。


「ふあぁ…」

「っ…は、先輩サイコー」


膝裏を抑えた手を離してずるりと自身を引き抜くと、南沢さんはびくびくと体を震わせた。同時に南沢さんのナカからオレの出したものが出てきて、太股を伝ってシーツに落ちる。南沢さんは無意識に秘部に手を伸ばして溢れ出る精液を抑えようとする。指先をまだ収縮する秘部に押し当てて熱い息を洩らす南沢さんに喉が鳴った。


「ね、南沢さん」

「んん…?」

「もう一回、しません?」


秘部に当てた南沢さんの手を掴んで再度押し倒すと、南沢さんは妖艶に笑ってめちゃくちゃにして?と誘惑した。何だかんだで、オレはこういうビッチ臭くて恥じらいなんてない淫乱な南沢さんが好きで。それこそ、甘ったるいセックスよりお互いに貪り合うような下品なAVみたいなセックスが出来る南沢さんはオレにピッタリな相手で。(単純な話、好きって事だけど)






上品より下品な子が好き



***

ずっと前から書いてたただヤってるだけの倉南。
収拾がつかなくなったので中途半端に終わります(笑)
裏の描写を書くのが好きなので本当に最近ストーリーのある話が書けなくて困るよね!南沢さん!←
南沢さん強化月間にサボったから今月の倉間くん強化月間位頑張りたいです(・ω・`)






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