倉間くんの恋人 vol.1



今年もまた暑い夏がやってきた。暑いのは好きじゃない。でも、この時期になると大抵の人間は露出度が上がる。オレの恋人もまた然り。白魚のような肌が眩しくオレを誘惑するのだ。その肌を覆う薄着を全て剥がし生まれたままの姿にしてしまいたい衝動に駆られる、そんないつもと変わらない夏が始まる筈だった。


「ん、…あつ」


夏休み初日から、南沢さんを家に呼んで泊まって貰った。まぁ、言わずもがな一発ヤってそのまま昼まで寝ていた訳で。冷房が切れたので目が覚めると、隣で寝ていた筈の南沢さんの姿がない。あれ、と思って起き上がろうとすると布団がもぞもぞと動いてひょこりと南沢さんが顔を出した。…までは良い。でも、その南沢さんはいつもの南沢さんではなかった。何が違うって、サイズだ。高校に入ってからオレのが南沢さんより幾分かでかかったのは確かだが、さすがの南沢さんでもこんな人形サイズな訳がない。夢でも見ているのかと目を擦るが、布団に埋もれそうになっている南沢さんは現実で。とりあえず、布団から南沢さんを掬い上げてから考える事にした。


「8cm…って、何分の1スケール?」

「何呑気に身長測ってんだよばか!」


枕の上に真っ裸の南沢さんを立たせて定規を当てたら、手の甲を抓られた。んー…痛いような痒いような、微妙な感覚。南沢さんは頭を抱えて座り込んでしまう。理由は分からないが、ただでさえ小さい体が更に縮んでしまったのだからそりゃ頭を抱えたくもなるか。…そういうレベルの縮み方でもないけど。


「これからどうすりゃ良いんだよ…」


とりあえず、そっと人差し指を伸ばして南沢さんの頭を撫でる。南沢さんは一瞬迷った後、オレの指に擦り寄ってきた。…なにこれかわいい。南沢さんを手に乗せてオレも頬を擦り寄せると、南沢さんは抵抗するように頬を突っ返してきたけど力では圧倒的有利なオレはそのまま南沢さん(主に下半身)をぺろぺろしてみたりもぐもぐしてみたりした。南沢さんは小さくなってもそのエロさは健在で、オレが腰まで口に含んでディープキスをする時みたいに吸い付くとぴゃーと動物みたいな鳴き声を上げて達した。南沢さんの少ない精液が舌に広がって、苦い薬を飲んだ時みたいな感覚だった。


「ぅ…くらまのばかぁ…」


南沢さんの体から口を離すと、手の平の中で顔を真っ赤にして涙を零す南沢さんが居て。もう何かどうしようもなくいじめてやりたい衝動に駆られたオレは、机の上に麺棒を置いておいたのを思い出してもう片手で麺棒を取って口に入れて濡らした。南沢さんは麺棒を見た瞬間慌てて逃げようとしたけど、がっちり指で胴を掴んでホールドするなり濡らした麺棒を暴れる南沢さんの秘部に押し当てた。さっきまで舐めてたからまだ濡れていたそこはするりと麺棒を飲み込む。南沢さんはびくんと背を反らして先走りを滲ませた。こんなに間近で結合部を見るのは初めてで、目の前で麺棒を抜き差しするとナカのピンク色がちらちら捲れて見えるんだなぁとか前立腺に当たるとこんな風に締め付けるんだなぁとか感心してしまった。腕を回したら正面からバックで突かれる南沢の表情とか見られる訳で、いろいろ歯止めが効かなくなってしまった。


「ひゃっ、あ、あ、ぁ、あっ!」


オレの指に掴まりながら、南沢さんはびくんびくんと体を震わせて二回目の絶頂。小指にぴゅっと生温いものが掛かる感触に堪らず、南沢さんの足の間から舌を這わせて南沢さん自身を舐め上げた。南沢さんはまたぴゃっという鳴き声(にオレは聞こえる)みたいな声を出してぐったりしていた。本当はもっといろんなプレイしてみたかったけど、さすがにそろそろ疲れてきただろうからそれは夜に回そうと思い麺棒を抜いて南沢さんを手の平に寝かせティッシュで体を拭いてやる。こうしてると、ペットの体を拭いてるみたいだ。…南沢さんがペットとか美味しすぎるな。


「しね倉間しね今すぐしね!」

「いたたたっ!ちょ、ハゲるハゲる!」


そんなこんなで始まった小さくなった南沢さんとの同棲生活、南沢さんにエロい事し放題じゃん、とかその時のオレは呑気に考えていただけだった。






***

はい、始まりました倉南連載!またマニアックなのですみません…でも小さい南沢さんぺろぺろしたかったんだ。(真顔)
初っ端からエロをぶち込みましたが反省も後悔もなry
最後の部分は南沢さんが倉間くんの髪の毛をぐいぐい引っ張ってるんですよ。あ、鬼太郎ごっこ出来るね!



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