(日宵と永久君) 悠々と君は泳ぐでしょう。その海の底に線路を敷くつもりなんかなく、泳ぎ、いつか君の道を誰かがなぞる。 「ひよいー」 「あっ、殺す」 「はぁ?」 「歌詞飛んだ」 「何の」 「バカ」 君の真っ黒な目は本当は深すぎる青ではないかと疑っている。寝転がったまま視線だけ寄越す時、海は弾丸。 togi |
(日宵と永久君)
悠々と君は泳ぐでしょう。その海の底に線路を敷くつもりなんかなく、泳ぎ、いつか君の道を誰かがなぞる。
「ひよいー」
「あっ、殺す」
「はぁ?」
「歌詞飛んだ」
「何の」
「バカ」
君の真っ黒な目は本当は深すぎる青ではないかと疑っている。寝転がったまま視線だけ寄越す時、海は弾丸。
togi