終幕にはまだ早い
あまりにも
限りなく近く、交わらない
氷の壁の向こうから
一種の変わった性向でしょうか
吸い込まれていく
右腕とはいわない、一部になりたい
破滅型
手に虹彩に網膜に刃に
そこは寒いでしょう
ひとりで行く道ならば慣れている
切り離された空間に祈り
見えるものがすべて
覚えるのは
認められなくていい触れられなくてもいい
思い知れ

言葉の真髄
何のためにこの身に
すべてが軋んでも
後悔ならさせない
切り裂く、限りない感情


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