Clap
ありがとうございます。
お礼文なんぞ
影山と日向と。
会話文のみのssです
「影山ってさー、いっつも眉間にしわ寄せてるよね」
「あ、それ俺も思ってた!」
「…なんか文句あんのか」
「いや別に文句はないんだけど、そうやってずっとしわ寄せてたらそのうちそれが取れなくなるじゃないかなーと」
「…」
「え、しわって定着するもんなんだ!」
「…」
「そうなんだよ日向。笑いじわとかあるでしょ?」
「あ、本当だー!」
「だからわたしとしては影山の将来が不安でさ。このままだと始終不機嫌な顔してぶすっとしてることになるんだよ!日向はそんな人からトス上げてもらって幸せ?スパイク決まって気持ちいいと思える?」
「なんでそんな饒舌なんだよ」
「思えないかも…」
「お前も指摘しろよ」
「だよね!ほら影山、君の相棒もそう言ってることだし」
「相棒とか決めてんじゃねえ、あと人の話聞け」
「えっ…じゃあ日向は影山のなんなの?まさか、身体能力だけが目当てだったとか」
「そんな…影山、俺信じてたのにっ」
「え、ちょっと」
「日向、わかったでしょ?人間信じられるのは所詮己だけなのよ!」
「いやだから、人の話を」
「俺…もう誰も信じられない」
「そうよ日向!そうやって人は強くなっていくのよ!」
「俺、頑張るよ!」
「そして、少年は一人、強くなることを胸に誓ったのだった。頑張れ日向、高く跳べ!」
「わかったからもうその茶番劇をやめろ」
「え?じゃあ日向は影山の?」
「影山の?」
「相棒だよ!」
「えー影山って意外と熱い男?そういうの引くわー」
「いつもあんなにクールな奴にもこんな面があったんだな…」
「取り敢えずお前ら殴っていいか」
「落ち着いて飛雄ちゃん!目が本気だよ!」
「飛雄ちゃん言うな!」
いじられる王様とか可愛い。