笑い上戸とエイトとお餅

※現パロ


「あはははははははっはは!!!!!見てみてエイトくん!!お餅伸びてる!ははははっははは!!!!」
「餅だから当たり前だ。それと笑うな、怖いし気持ちが悪い」
「当たり前だのクラッカー!!あははははははは!!!!」
「(意味わかんねぇ)」
「うおおおおおお!!!伸びてる伸びてるぅぅ!!エイトくん皿皿!!」
「わかったから落ち着け。…おい、こぼすな」
「あははは、ごめんごめん。うわ、べちゃべちゃ!!あっはははははは!!」
「笑う前に拭け」
「はあい。あっはははははははは!!!」
「だからいちいちわら……んぐっ!?」
「はいっ!!エイトくんにもお餅!あははははははははは!!」
「(落ちたやつ人にやるか普通…!)ごほっ!!」
「エイトくんむせたあああ!!あっはははははははは!!」
「お前な…いい加減にしろ。落ちたやつは人にやるもんじゃない。それに餅は喉を通りにくい。へたに他人の口に入れると喉をつまらせて窒息死する可能性だってある」
「……そうだね、エイトくんなら窒息死しないと思ってたけど、エイトくんも人間だもんね。気をつけるよ!」
「わかってくれたのはいいがなまえはオレをなんだと思ってるんだ」
「エイトくん!」
「聞いたオレがバカだった」
「好き!」
「ちょっとまて今度こそ本気で意味がわからない」
「え?好きの意味がわからないの?エイトくん知らなすぎ〜!!あはははははははは!!!」
「そういう意味じゃない、つーか好きってどういう意味だ」
「あっはははははははははは!!」
「聞けよ」
「聞いてるよ」
「じゃあ答えろ」
「ならエイトくんは私のこと好き?」
「質問を質問で返すやつがあるか」
「エイトくんが答えてくれなきゃ教えない」
「お前なぁ………。はぁ、わかったよ。オレもなまえが好きだ」
「え?」
「は?」
「私のことが……好きって」
「なんだよ」
「エイトくんだいたーーん!!あはははははっは!!」
「(やはりオレはこいつがわからない)」

(で、結局どういう意味だったんだ?)
笑い上戸とエイトとお餅
(私はお餅が好きって言ったつもりなんだけどな、ふふふ)






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