しっかり者とシンクと初詣

※現パロ

「うわー!人いっぱいだねなまえ〜」
「こらシンク、はぐれるなよ」
「は〜い」
「って言ってる側から蕎麦屋に行くなよ!まったく…」
「なまえ見て見て〜天ぷらのお蕎麦〜!わたしこれがいい!」
「はいはい。じゃあ俺はどうしようかな……」
「は〜や〜く〜!」
「……シンク。お蕎麦が食べれなくてもいいのか?」
「え、やだ」
「だったらもうちょっと待っててくれよ(なでなで」
「は〜い!シンクちゃん待ってるからね」
「(普通の蕎麦もうまそうだな……いやしかしとろろも捨てがたい)」
「ま〜だぁ〜?」
「もうちょっと。(でもやっぱりシンクが選んだやつもうまそうだな……)」
「なまえ〜?」
「ごめんごめん、決めたよ」
「何にしたの?」
「シンクと同じのやつにしたよ」
「え?わたしと同じやつにしたの〜?」
「天ぷらにひかれてな」
「ふふ、シンクちゃんの目に狂いはないのだ!」
「食べてから言おうな、そういうことは」
「は〜い」
「よろしい。――あ、シンク」
「ん?なに?」
「着物よく似合ってるよ」
「えへへ、ありがと〜。なまえがきつつけしてくれたからだよ〜」
「着付け、な」
「そういうとこは無視して欲しかった……」
「あのな、これもシンクのためなんだから」
「わたしの?」
「ああ。シンクが間違った知識を覚えたままなのは嫌だからな」
「なんかなまえって……」
「なんだ?」
「お父さんみたいだね〜」
「お、お父さん!?」
「わたしお腹空いた〜中入ろ〜」
「あ、こらまてシンク!」



(つまりずっと見守って欲しいの)
しっかり者とシンクと初詣
(お父さんより異性として意識して欲しかったのだが)






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