組ませるな




ドォォォオォオォン…



朝っぱらから真選組屯所に爆発音が鳴り響く

この音に驚き敵襲かと思い土方が飛び出してくる

しかし目に入ったのは真っ白な雪景色と煙だった


「はぁ?」


状況がどうにも掴めない…
すると突然煙の中から何かが飛んできた


「死ね土方ぁぁぁぁああぁ!!」

「うおっ!?てめ、総悟!!」

「シネー!!」

「ちょ、ロッコてめーもいんのか!!」


飛んできた雪玉と思われるものを避けながら叫ぶ

前の状況にしか意識が向いていなかった土方は

後ろの戸が開いたことに気が付かなかった


「おー、総吾もロッコも朝から元気だn ボォン」


その戸から出てきた近藤さんは最後まで言えないまま倒れた

雪玉から明らかな爆発音

その状況を見て青ざめる土方の顔

「「あっ……………」」

そしてやってしまったと言わんばかりの顔が2つ


「そ、総悟!!爆弾はなしって言ったじゃん!!」

「…ロッコこそ仕込んでいやがったじゃねぇかィ」

「入ってたのはそっちの雪玉でしょ!!私のじゃないもん!!」

「がっつりあんたのにも入ってましたぜ」


雪玉に爆弾を仕込んでいたという事実の押し付けあいが始まる
その空間に一人取り残された土方が大声で叫ぶ


「てめぇらぁぁぁぁああ!!」

「げっ、……」

「げ、じゃねぇだろぉ!!」


逃走の素振りを見せた二人をしょっ引くべく
土方も雪の積もった地に足を下ろした…はずだった

ズボッ、

「うぉっ!?」

ドシャァァン

「結構深く掘ってたんだね」

「そうでさぁ、どれだけ汗を流したと思ってんでぃ」

「いや、掘ったのアタシ一人でだし。手伝ってくれなかったじゃん」

「…そうだったかぃ?」


落ちた土方を放置して再び言い争いを始めてしまう
だがしかし意見が食い違っているはずなのに意思は同じようで、
二人の手にはそれぞれスコップを握っていて


「ん?…ちょ、てめぇぇらぁぁぁ!」

「んー?どうしたんですかー?」

「どうもこうも、何埋めようとしてんだぁぁ!!」

「え?だって総悟が掘ったものは埋めろって…」

「俺がここにいるだろぉぉが!」

「ロッコ、何か聞こえるんでさ?」

「ううん、何もキコエナイヨー。」

「ふざけんなぁぁ」


下から聞こえる叫び声を無視して作業を続ける
すると次は後ろからうめき声が聞こえた


「あ、近藤さん忘れてた」

「…ばれたら大変でさぁ」


二人顔を合わせて、その場から走り出した


「何処行くんだ、おい!総悟、ロッコ!こっから出せ!おい!」











組ませるな危険!!


(あいつ等帰ってきたらシメる)
(うぅっ、寒気する。絶対土方だ)







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遅くなってごめんね!ロッコ!
駄文だけどこれが私の限界…(^p^)
これ許してひやしんす(((古

この30分後にやっと土方さんは
落とし穴から抜け出せますwww





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