あとがき






 まずは、ここまで読んで下さった皆様に心よりの感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 皆様に少しでも楽しんで頂けたのなら、これ程嬉しい事はありません。

 このお話を綴る切欠になったのは、ご存知の方もいるとは思いますが私が見た夢でした。CDを聴く度に2人の幸せを願う気持ちが大きくなり、夢という形で現れたのです。
 ですが、実際のところ夢に出てきたのはメルツ氏の「異議あり」と、屋台に突っ込む老人だけでした。自分で書いてみて分かったのですが、私はどうやら順序立てないと書けない性分のようで。色々と肉付けした結果、気付けば長編になってしまいました。
 元々、人に見せるというより自分が見て楽しむ用に書き始めたものですので、矛盾が其処此処に見られるであろう事は自覚しております。
 時代考証その他をあえて考えずに書き進めましたので、余計にそう感じる方もおられると思います。
 こういう形もあるのだと割り切っていただければ、幸いです。

 このお話は此処で一旦終了とさせて頂きます。その後の2人については色々あるのでしょうが、未熟な書き手に振り回されて大分疲れたでしょうから、暫くゆっくり休んで貰いたいと思います。
 次はどのようなお話を書くのか、短編を書くかそれとも別の長編を書くかはまだ決まっておりませんが、構想が決まり次第、また皆様の元にお届け出来たらと思っております。

 最後になりましたが。改めて、皆様本当にありがとうございました。











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