王様君の冒険〜
『このままだと流石にしんどいから、此処でちょっと本を朗読しようと思う』で皆さんキャー。
『ちょっと本を取りに行かなきゃ行けないから、本を取りに行って、戻って来るまでの時間に、君達に歌っててもらおうか』いきなりの指示で、『石畳の緋き悪魔』を歌う事に。
『それでは聴いていただきましょう!』と左側舞台袖に消える陛下。
聴くと言うからには、音が入るのかと思いきや、入る様子は無く。何とか歌いだす皆様。間奏も根性で。しかし、「時はかの地に〜」で切られ、何とも中途半端で終了。
上段左側から登場した陛下『変なところで切っちゃったね』と。まったくです。
『僕が聴いてって言ったから戸惑っちゃったね。正しくは歌ってだね』と。まったくです。
眼鏡陛下の登場に、ちょっと沸き立つ会場内。客席から「陛下めがねー」との声が上がり陛下『君たちもメガネじゃないか』と指差して指摘。はしたない。
手に持った本を繰りながら、『今日はなるべく沢山歌をやりたいから、前回までのあらすじは省略しまーす』と軽いのりで始まった物語。
シャイターンから領復君の居場所を教えられ、漸く辿り着いた仙台。情緒溢れる街並みを歩いていると、イヴェールの声が脳内に甦る『この方法で送り出したからには、探検・発見・浪漫の報告義務がある事を、努々お忘れなきよう』無駄に掛かるエコー。『そうだねイヴェール、Romanは此処にあるんだろうか』
その時、突如襲い来る激しい揺れ。迫り来る絶望の黒い波。全てを呑み尽くさんとするそれに、なす術など無く……正確には一つだけある。王様君だけが行使できる力、超←重↓力↑を使って、この被災地毎別の地平線へと飛ぶ事が出来れば…その時、王様君の脳裏に再びイヴェールの声が『今まで無事なのが奇跡というもの。次はどうなるか分かりませんよ』重い言葉と無駄に掛かるエコー。『しかし、ここで手を拱いて見ているだけ等、何の為の王様。僕はきっとこの為にこの能力を授かったんだ。たとえここで命が尽きたとしても構わない。超←重↓力↑!。膝を付く陛下(反重力?)。暗転する舞台。
王様君の命運やいかに………
何処からとも無く聞こえてくるのは、目覚ましの音。舞台に光が戻り、王様君が目を覚ます。突如上がる皆さんからの不満の声。
『は、夢か。ってゆうか領復君って誰?普通ありえないでしょう、領復なんて名前。いやー夢ってそんなインパクトのある名前もあっさり受け入れちゃうんだな』と。沸く場内に『笑いでも何でも、受けたら礼をするのが決まりでーす』と一礼。夢オチだろう。完
『良かった、被災した人は誰もいなかったんだ』と胸を撫で下ろす陛下。
『しかし、今現実にもっと凄惨な状況が広がっている。僕は守る術を知らなかった。しかし、ただ諦観に甘んじる程、人間の力に絶望してはいない。起こってしまったものを無かったことに出来る魔法は無い。けれど、だからこそ、こんな時だからこそ……』
徐にしゃがむ陛下。紙にペンが擦れる音が響き、スクリーンには『第四次領土拡大遠征』の文字。その上に×印が描かれ、↓を描き(正確には、二重の矢印)『第一次領土復興遠征』の文字。沸きあがる歓声。が、しかしその字が陛下にダダ被りのため、真ん中が見事に見えません。
『陛下、見えません』の声に一度振り向き更に姿勢を低くするも、改善される様子は無く。『屈んでも無駄だ!』陛下華麗に舞台右へと避け、やっと完全体がお目見えでした。『変な字だろう?正真正銘僕の字だけど!』と、自虐的な陛下に対し、どこかのお嬢さんが『可愛い字です!!』と叫んでいました。私よりは遥かにお上手だと思うのですが…
領土復興公演に続き、この後も物語は続いて行く。『そして、この物語の続きは、皆が知っているこのツアーです』皆さん感無量。「陛下大好きー!」「ありがとー!」等思いのたけを叫ぶ皆さん。
『今まで選択し、続けてきたこの物語も終わりを迎えたわけだけれども、皆にもう一度考えてみてほしい。最後の選択肢』真剣な眼差しで陛下を見つめる皆様。
『Revive→Revive→Revive→揺るぎない未来。この後をどういう気持ちで歌っている?
1.未来の事は分からないから、確約出来ない
2.未来の事は分からないけれど、それでも其処で逢おう
後で聞くからね、考えておいてね』と。『皆はどちらの選択をするのかな?今は言っちゃ駄目だよ』と内緒、のポーズで念を押し、陛下の物語りは終了。
『また歌に戻っていくんだけど、本を置いてくる間、また歌っててもらおうかな』と『緋色の風車』を指定。
今度は、中央前よりの中りから、『せーの』の掛け声ありで、スムーズ?に歌いだし。しかし結局コーラスの時点で陛下、腕を回しながら登場『長くなりそうだから切るね』の一言で終了。石畳より早い終わりでした。歌うのは好きだが、何故?しかも二度も。と思いました。
『朝と夜の物語』:ランキングNO.4
陛下の『この曲を選んでくれてありがとう』後、始まる音楽。後日理由を知り、泣きたくなりました。
下段左にはかおりさん、右にはYUUKIさん可愛い子を2人侍らせ中央に佇む陛下。
交互に急接近、囁く陛下に可愛いお2人。
『僕の代わりに笑っておくれ』で不覚にもじんと来ました。不意打ちとは卑怯です。
お可愛らしいお2人が上段へと移動。下では陛下が右に行き、『今のがゆき』だとエアギター。次に左へ『今度はジェイク』とまたエアギター。中央に戻り、何も言わずにエアギター。ジェイクさんの真似が一番激しかったです。
上と下がチェンジ上段右よりじまんぐさん登場。陛下と拳を打ち合わせ、階段を一段降り、上段に足をかけ、語りを入れる。
『キミが生まれてくる世界』:ランキングNO.7
上段左側での語り井上あずみさん
Joelleさん、上段左から登場。YUUKIさんとミキさんが続いて登場。流石の歌唱力に暫しうっとり聞き惚れる。
上段から下段に移動しつつ流れる歌声。堪能させていただきました。
『<ハジマリ>のクロニクル』:ランキングNO.3
上段右側で語り、RIKKIさん
井上あずみさんとミキさんが上段でクロスしながら語り、後下段へ。お2人とも特徴のある歌い方だなーなどと思いながらじっくり聴く。
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