17th.Feb.2018
・凛とチア
青春部活ものに、LGBTの問題を絡めたストーリーで面白いが、
売れ行きが悪いらしいことと掲載順位の低さが心配
ヤング誌向きではないと思う
掲載誌の選択を誤ったのではないか
エロと暴力があれば満足する読者が多いヤング誌ではなくて、
壮大なストーリーでなくても支持して、
キャラたちが抱える諸々の事情や繊細な内面描写を好意的に評価する
女性読者が多いところで連載すればもっと好評だったと思う
暫定評価75点.
・スナック バス江【辛口注意】
容姿と性格の残念な(作者の画力のせいもあるのだろうが、
わがままを言いたい放題の最強女王様系キャラにもかかわらず、
全く魅力的な人物に見えない。
余談だが、「DINER ダイナー」も最強俺様系主人公のボンベロを
魅力的な人物として描くことに失敗していると思う)
主人公が、頑張っている人たちを笑い者にする作品
客観的に読んでいると感じが悪く思えるのは主人公の方なのだが、
作中での力関係は主人公>その他全員なので、主人公の主張だけが受け入れられる
2ちゃんねるでは一定の評価を得ているようだが、過大評価だと思う
暫定評価50点.
・ふしぎの国の波平さん【辛口注意】
あり得ない描写が多すぎる
職業ものを舐めているとしか思えない
シナリオを書いているのが作画担当者なのか編集者なのかはわからないが、
「波平」の原作者としてクレジットされている小森陽一氏が
「自分は『波平』にタッチしていない」とブログで表明したのは無理もないと思う
暫定評価60点
17th.Feb.2018
【激辛注意】
※この記事は非常に辛口です。閲覧の際はご注意ください。
質の低い作品は読みたくない。
時間の無駄だし気分も悪くなるから。
面白い作品だけじゃなくて、
自分が読んだ作品が「駄作だ」と思えば、
それについても発信しているのはそのためだ。
その記事を読んで、ここに来ている人が地雷を回避したり、
「自分にとっては面白いかもしれない」と考えたりして、
読む作品を選ぶ参考にしてもらえればいい。
これもそんな観点からの記事。
ヤンジャンの新連載「夜明け前の静」について。
最近のヤンジャン新連載寸評
○夜明け前の静
作者 石川秀幸
※新人
萌えヲタ層以外には読む価値なしの駄作
絵は「さよなら絶望先生」(久米田康治)のフォロワー的な雰囲気
シナリオは、恥ずかしがる女の子を眺めて
ぶひぶひ言って興奮する萌えヲタ層をエロで釣るだけの塵
武家の関係者にも失礼
当時まで武家の女性の人権が
(イスラム教圏ほどではないが)大きく制限されていたことに
作者が素でほとんど問題意識を持っていないらしいことが恐ろしい
性格にも言動にも問題がある主人公をひたすら称賛するナレーションには、
ハンターハンターのキメラアント編でメルエムを盲目的に個人崇拝していた
王のイケメン側近(シャウアプフ)のモノローグに似たものが感じられて気持ち悪い
暫定評価45点
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