〔太陽は誰の上にも輝く・本文〕
10th.Jun.2017
リノはこういう子です。
あまりしゃべらない同士、なんだかコミュニケーションを取れているセルヴァとリノ。
「こいつは黙ってることが多い」と他人事のように考えているけど、
セルヴァも饒舌とは程遠い(^^;
ちなみにセルヴァがリンゴを食べていることやリノが「青菜の方が好き」と
思っていることは、鹿と羊の食性(どんなものを食べるか)を下敷きにしています。
ストーリーは薄味だけど、設定厨な作者にとってはそれなりに内容のあるエピソード。
そのあたりについては別の記事で触れる予定です。
〔太陽は誰の上にも輝く・本文〕
10th.Jun.2017
この前から書いてるSSの推敲がまだ済んでいないので、代わりに薄味の落書きを公開。
全1話。これで完結です。
これとこの前第1話を公開したSSは、
セルヴァやリノたちがパーティを組むようになってまだ日が浅い時期の話です。
*
フィールドへ探索に来たパーティ
探索が一段落して、休憩を取ることにした
セルヴァは腰を下ろして、自分の荷物からリンゴを取り出して食べている
セルヴァ「……」しゃりしゃり
リノ「……」じーっ
それを見ているリノ
セルヴァ「? なんだ?」
セルヴァ「欲しいのか? ほら」
ナイフを出してリンゴを一かけら切り取り、リノに渡してやるセルヴァ
リノ「♪」にこっ
リノ「……」しゃりしゃり
セルヴァ「……」しゃりしゃり
リノ「(甘い……。これよりもケールとかの青菜の方が好きだな)」
リノ「(でも、食べ物を分けてくれたこの人はきっといい人だ)」♪
セルヴァ「(こいつは黙ってることが多くて何を考えてるのかいまいちわからんが……
まあ、変なやつではなさそうだ)」
アーディ「(お腹空いた。人が『食べ』たいなー)」
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