用語1

戻士(れいし)
 自然の摂理に従って、あるべきものをあるべき形へと戻すことのできる能力を持つ者の総称。
 魔、妖、門、紋、時などがある。
 血筋による制約を受けるが、その血が濃いからと言って必ずしも能力が発現するわけではない。

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 異界から侵入し、人間に危害を加える異形の存在。
 能力の強弱に合わせて、クラス分けされている。
 力のある魔は、自らのターゲットと定めた相手に『紋』をつけることができ、それを『付紋』という。

(よう)
 人間界に於いて生じた念が、年月を経たり多く集まったりして変化した異形。
 一般的に幽霊と呼ばれているものもこれに含まれる。

(ねん)
 生物から発せられる思念などの総称。
 寄り集まったり、年月を経ることで、妖や精に変化する。
 念の段階では、人間に干渉することはできない。

(せい)
 念から転じて変化した異形。
 妖とは違い、人間に対しての害意はない。
 座敷わらし等のように、幸福をもたらす存在も、精に含まれる。

符咒師(ふじゅし)
 媒体となるものに『咒』を書くことによって力を与え、様々な能力を発揮する者。
 いわゆるお札やお守りなどもこれらに類するものである。

送魂師(そうこんし)
 戻士とほぼ同等の能力を持つ者。
 しかし、その能力の使い方の為に、戻士とは区別され、時に蔑まれる。
 当然、戻士とは敵対関係にあり、彼らの一部によって『嫦宮裂』と呼ばれる一族が誕生する。

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