妬かせてみたpart2

「あ、鷹匠かいちょー」
「よお」
「この前、倉持のこと褒めたらしいっすね。アイツ慌てふためいてましたよー」
「聞いたのか」
「はは、五十嵐先輩はすげぇ驚いてました」
「お前は」
「へ、俺?」
「お前はどう思ったんだよ」
「んー……? 先輩ってワンマンかと思ったけど、周囲のこともちゃんと見てるんだなぁ、とか?」
「……」
「会長?」
「あのなぁ……そこは倉持に嫉妬しとけよ!」
「えー。せっかく見直したのにどうして怒られてんの、オレ」
「俺が他の奴褒めてんのにヘラヘラ笑うなよな……」
「ンな横暴な。俺、倉持と友達ですし。友達褒められたら普通は喜びますって」
「!」
「あ、妬いた?」
「わ、笑うなてめぇっ」

[46/67]

目次

indexnovel

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -