この度、春待ちは更新を終了し、倉庫サイトとしてやっていくことにしました。突然のことで驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。申し訳ありません。

理由としては、以前書きましたがとりあえずは満足したということが一番大きいと思います。このサイトをはじめるきっかけになった連載は最後まで書くことが出来ましたし、そもそもこんなに長くやるつもりはなかったんですが楽しくて仕方がなくて、自分のために書いたものが誰かの心に残るということがとても嬉しかったです。それは今でも変わりません。

完結できなかった連載が気がかかりではありますが、もしかしたらまた戻ってくるかもしれませんので、その時には完結することができたらなと思います。元々、物書きとして活動しては休んでの約３年周期をかれこれ１０年ほど続けているので、もしかしたらあっさり復活するかもしれませんが笑

書くことが嫌いになったとかハイキューが嫌いになったとか、そんなことは全くないので今まで書いてきたものは残していきます。問題が起きない限りは半永久的に残しておきますので、時々思い出して読んで頂けるのなら、それ以上の幸せはないと思います。私にとってもひとつひとつが子どものように大切なものばかりです。拙いものも多いですが、今後も楽しんで頂けると嬉しいです。
私は自分なりに季節感を大切にやってきました。春夏秋冬、その季節や雰囲気に合った作品がどこかには必ずあるはずですので、そういう楽しみ方をしていただけるとさらに嬉しいです。

私は春が四季の中で一番好きです。厳しい冬が少しずつ溶け、あたたかい春の訪れを感じるとき、日本に生まれてよかったなと心の底から思います。そんな気持ちを込めて春待ちというサイト名をつけました。春が過ぎた瞬間からその次の春の訪れを心の底から待ちわびるような、そんなあたたかい作品がたくさん書けたことが本当に幸せです。

最後になりますが、あたたかいコメントをくださった方々本当にありがとうございます。また書きたいなと思ったら必ずここに戻ってきます。その時が来るのか来ないのかはわかりませんが、もしもの時はお付き合い頂けると嬉しいです。

またどこかでお会いできることを願って。本当に本当に、ありがとうございました。


20160228 安藤