daydreams



貴方の心の中のちいさな棘になれればいい
(あぁ、あれからあの子どうしてるかな、って少しでも想ってくれたなら)

抱き合った肌は透明だった

爪を立ててもいいですか

愛してなんかないの、そんなんじゃないの。

きみの最期は僕だけに見せてね?

きみのあまいバニラミルクになりたい

間接照明と星空のうた

ペンタクルの流れる夜に

ハープのようなミルキーウェイ

香草を食むひつじ

君のいない椅子を眺むる夜

眠れないなら白昼夢を望む

渇望と喉の渇きは似ている

オレンジリキュールと群青のカーテン

レモン水とカクテルグラス

秋めいた夢のまぼろし

トワイライトに出逢えない

珈琲と跡地



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原題 : 2015.0427
* 2013年に書き溜めていたものです





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