EARLY SUMMER RAINBOW またあの季節が来るね、今度はきっときっと君を離しはしないから もう一度笑って、ほらきみには夏晴れが似合うよ 手紙に綴る言の葉は持ち合わせちゃいないのに (君の残像にキスならできる僕はたぶん臆病で) 思い返せばそれは必然 半身一体のシンメトリー 雨の日、あの樹の下で泣いたことを憶えてる? 僕らが見ていた夢と現実の世界は、今も僕らの「ここ」にある。 あの日から止まらない物語を紡いでた Early Summer Rainbow(* 早すぎた夏の虹) 冒険と呼べるなら 雷鳴の日、僕の全てを変えた出逢いに捧ぐ 世界は光に溢れてた、気付かせてくれたのはそう、きみだったね 胸に秘めた強い気持ちがあるなら叫べばいい (それこそがきっと勇気になる) この旅路がいつか夢へと変わるまで 海岸通りに反射する 涙降る日はひとつの傘に寄り添って 踊るように戦う、なんて最後まで出来そうに無いけれど 差し伸べた手だけは力強く掴んでみせるよ 鳴り響く鐘の音に信じるすべてを託すから 虹まで飛ぼう、 (そう言った君の笑顔が眩しくて、細めた僕の瞳には今確かに永遠があった) フィナーレの予感は突然に / 終幕、君とのさよなら 繋いだ手と手を離す勇気もないくせに 想い出をぜんぶオルゴールにして持っていけたらいいのにね 来たる日での再会を信じてもいいですか (小さな手を取り前進を誓う) たくさんの笑顔を繋いで未来を手繰り寄せるんだ 安寧の日々をきみが送れますように 終わりゆく夏の日の影にいつかのまどろみを視た気がして、 キスをするのは十年後 水溜りが虹を映す、その前に。 青空高く舞う蝶に誓いを - - - - - - inspiration by : DIGIMON ADVENTURE (10題ごとに 回想→本編→今に至る、みたいな。) ※他ジャンルでの使用も大歓迎です! 原題 : 2012.0824 |