long sentence 不均衡な僕等は夜を彷徨うけれど(見付けられるなんて思っていないよ) 身勝手な拘束、其れでも君は微笑んだ(なのにどうしてこの心痛むの) 細胞、分解、世界が消えるなら其れもまた良いと思ったんだ 咲く華よ、いま鮮やかに散ってしまえ。(美しさが焼き付く前に、) 呼吸する度に痛む胸、あたしに生きるなといいたいの。 ひとつになりたい、でも、二人でいさせて。(矛盾、なんてことばは) 視たものすべてを信じるなんて愚かな行為を躊躇いもなくやってみせる君はこれ以上ないくらい素敵で、 このまま夜空に浮かべたら良いのに(あぁ、あのお星さまになりたいのに、こんな日に限って車のひとつも通りやしない) たとえ届かないとしても迷わずに走ろう それだけがいま僕が生きている証明だから 幼き頃の記憶は今も僕を支え続ける、だからどうかあの笑顔を忘れないで。 少し酔った二人で夜道を歩けば口ずさんだ歌に本心が見える気がして、(抱き締めたくなる僕を君は許してくれるかい?) 涙も拭かずに眠ってしまった可愛らしいきみ、傍に居て僕も目を閉じるよ。 ブランケットに包まってふたり眺めた星空は世界でいちばん綺麗だった。 好きだよ、と云うだけで幸せになれる幸福をできるだけ長く繋ぎとめておきたくて、(僕等はキスを繰り返す) 運命なんて信じない、だけど貴方と出逢えた奇跡は偶然じゃ語れない。(つまりそれがもう信じてるってこと!) 旅立つ刻は直ぐ其処まで来ている、さぁ行こう使い古した新しい明日へ - - - - - - 原題 : 2008.0115 |