「壁ドンがやりたいです」

「ふーん」

「ということなので小沼君ちょっと壁の前に立ってください」

「なんでそうなったんだよ」

「目の前にいたからです。さあさあ!」

「うわ、ちょっ」

「はいドーン」

「……背伸びで手と足がプルプルしてるぞ」

「…思いのほか身長が足りませんでした…」

「(なんだこいつかわいい)」


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