「違うんです瀬場君!」

「いいえ、こればかりは先輩といえど譲れません」

「セヴァに如月さん···ケンカなんていきなりどうし···」

「有栖君に女装させるのは大賛成です!!」

「!?」

「ですが、私はそんなフリッフリのスカートやキラキラピンクな服を着せるなんて断じて許しません!!」

「こうすればアリスをもっとかわいくなるんです!!」

「シンプルかつ女の子らしさのある服を着させていかにもとの素材をかわいく見せるかが重要なんです」

「くっ···!」

「これは女装の王道、女子制服がわかりやすいでしょう。スカートの下はあえて男物のままで、これならまだ見られても平気···?いやでもやっぱり恥ずかしい!と悶々としている姿、これが究極です!!」

「···なるほど、フリフリは譲れないですが、そういうアリスもかわいいですね」

「瀬場君···!」

「くだらない討論をしているようだが、オレは女装なんて絶対にしないからな!!?」

「えっ」

「えっ」

「えっ」


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -