「お願いしますって言えたらな」





※帝光。
※尿道責め描写があります。御注意下さい。










 どうして僕は、こんなに意地悪なこの男のことが好きなんだろう。
 誰もいない部室で唇を重ねる度にそう思って、だけど、自分に覆いかぶさっていた大きな体が離れていくと、ぞっとするくらいの寂しさに襲われるのもまた事実だった。何度も何度もそれを繰り返して、そんな自分に嫌気がさすのも、もう何度目になるかわからない程。


「ん……」


 唇が離れる時、思わず鼻に抜けるような息を零したら、大輝は夜色の目を満足そうに細めて笑う。僕は彼のこの表情が堪らなく好きだ。征服されている、そんな気分になれるから。勿論、ただの錯覚に過ぎないと、十分理解はしているつもりだった。


 だって僕たちは、恋人なんかじゃないから。


「…大輝、」
「あん?」
「……いや、なんでもない」


 そう、僕と大輝は恋人じゃない。
 だから、離れるのが寂しいなんて、もっとずっと抱きしめていて欲しいなんて、思っていてもとても言えない。どうしたって、言えない。例え虚構の関係だとしても、彼に触れてもらえる時間を壊したくはなかった。


「なんだそれ、言えって」
「いいんだ、本当に、なんでもない」
「……。そうかよ」


 僕が大輝を好きなのは本当で、嘘を吐きたくても吐けないくらいに本当で。彼の前だと感情が溢れ出てしまうのを止められなくて、想定外の告白をしてしまったのが少し前のこと。
 『お前が好きなんだ、ごめん』
 今思い出しても情けなくなる、まるで贖罪のような告白。大輝はそれに言葉では返事をせずに、ただ無言で僕の唇を塞いできた。あの時から奇妙な関係が始まった。時々、気が向いた時だけ触れあって、体を重ねるような、そんな関係。告白の返事は結局、未だに受け取っていないままだった。


 (大輝は僕のこと、一体どう思ってるんだろう。)


 例えそう質問したとしても、彼はきっといつものように大きな手で頭を掻いて、別に、と答えるだけに違いない。そんな回答にさえ自分の胸がぐしゃりと潰れることは容易に想像出来るから、現状にどれだけ戸惑っているとしても、問うことは出来なかった。
 (返事がないんだから恋人とは言えないよな。ただの性欲処理としか思われていないのかも知れない。)
 (それでも、)
 最早お決まりとなってしまった文言を心の中でもう一度リピートする。何を思っても、どう抗っても、結局はここに辿り着く。諦めに似ているけれど熱だけは失わない、既に見慣れてしまった落下点。もう僕の両目には、お前以外の誰かが映ることはないのだろう。


「そういや、お前さ」
「なんだ?」
「今日、練習の前テツと何話してたんだよ」
「え…」


 驚いて、変な声が出てしまった。確かに僕は練習前にテツヤから相談を受けて、長く話し込んでいたのだけれど、それを大輝が見ていたなんて。体育館にはあんなにたくさん人がいたのに――――。


「何、って……テツヤが今練習してる新しいパスについて、相談されただけだ」
「…なんでお前なわけ」
「?僕は主将だし、テツヤに今のスタイルを示唆したのは僕だからね」


 深い意味なんてないよ、という気持ちを込めて答える。だけど大輝は納得しなかったようで、小さく舌打ちをしてから僕の肩を乱暴に掴んできた。そのまま、抵抗する暇もなく、側にあった机の上に押し倒される。わけがわからない。


「っちょ…!な、なに、いきなり…っ」
「は?どうせ、こういうつもりで残ってたんだろ?」
「…っ」


 意地悪く歪んだ唇が吐いた言葉が見事に的を得ていたものだから、それ以上何も言えなくなってしまう。触って欲しい。その感情は本物だ。大輝は黙り込んだ僕を見下ろしたまま、さっきと同じ満足げな顔を見せた。ああ、背中がぞくぞくする。もっともっと、僕を、支配して欲しい。


「だい、き…っ、す…っあ、」
「…赤司」


 支配して、なんて。好きだ、の3文字さえもあの時以来言えていない癖に、厚かましいにも程があるけれど。


「っひ、ぁ、あ…っ」
「あー、お前の肌、なんか甘ェ」
「な、に、言って…っやァ!ん、あ、胸…っ」


 肩口をぴちゃぴちゃと舐められて、指先は胸元に。青いシャツの隙間から入ってきた太い指が、乳首をぐりっと押し潰す。腰のあたりに、むず痒いような快楽が駆け抜けて、堪らずに大輝の制服を握りしめる。
 セックスしてる時くらいは縋ってもいいだろうと、自分と彼に心の中で言い訳をしながら。


「は、ぅ…っぁ、あ、大輝…」


 きちんと締めたベルトの下、黒いスラックスの下で、既に性器は痛いくらいに張りつめている。触って欲しくて、夜色の目をじっと見上げたのに、大輝は素知らぬ顔で胸元への愛撫を続けるだけ。もどかしさに涙が滲んで、仕方なく自分でベルトを緩め、自分の指をその中に侵入させた。


「ッ、おい、何やって…」
「だって、だいきが…ふあ、触って、くれ、ない、から…っぁ、んっ」


 大輝が言い訳のように何か言っていたけれど、下着の上から自分を擦り上げている僕の耳には残念ながら届かない。彼に見られている、と思うだけで、熱がどんどん上昇していく。浅ましいな、と思ったけれど、自嘲する余裕さえ今の僕には残されていなかった。


「んっあ、っあ は…っン、んん…っ!」
「ったく…これじゃ意味ねえな」
「は…?なにが…っわ、ぁ!」


 普段よりも低い声で意味のわからないことを囁いたと思ったら、中途半端に脱げていたスラックスと下着を一気に剥ぎ取られた。裸になった下半身が外気に包まれて、内腿がふるるっと震える。
 だけどそれも一瞬で、濡れそぼっている性器に指を絡められたら、そこだけでなく全身があっという間に熱くなった。大輝の指が触れた、たったそれだけのことで、僕の体はこんなにも悦んでしまう。


「なあ、赤司」
「ん…っ?な、に…っひゃ、ぁ、あっ」
「わりーけど、俺、今日はお前をヨくしたいわけじゃねぇんだわ」
「え…」
「寧ろ、虐めてやりてえの」


 さっき以上に意味不明なことを言った大輝は一度僕から離れ、ロッカーの上に腕を伸ばし、そこにある救急箱を下ろした。絆創膏や消毒液なんかが入っている、木で出来た小さな箱。大輝がいきなりそんなものを持ちだした理由がさっぱりわからなくて、僕は途中まで高められた熱に息を乱しながら、これから何が起こるのかをただ待つしかなかった。
 そして、無言のまま救急箱の中をがさがさと探り、彼がその手に掴んだのは、細くて小さな白い棒。


「お、あったあった」
「…綿棒?」
「そ」
「そんなの、何に…」


 何に使うの?と質問するのも待ってくれずに、大輝は机の隅に救急箱を置き、綿棒を右手に持って左手で僕の膝を割り開いた。瞬間、嫌な予感がした。咄嗟に脚を閉じようとしたけれど大輝は少しも怯まずに、白い綿棒をゆっくり近づけていく。僕の下腹部で震えている、濡れた性器に向かって。


「ちょ…っ!?なんの、つもりだ…っやだやだやだ…ッ」
「やだね。さっき言ったろ?虐めたい気分なんだよ」
「なん、で…っ、あっ、や…!」
「ほら、力抜いてねぇときっと痛ぇぞ」
「っひ…っァ、あ、やあぁ…っ!」


 抵抗は一応したけれど、押し倒されているこの体勢じゃどれだけ暴れても大した効力はない。ずりゅ、という嫌な音を立てて、先走りを零している部分に遠慮なく綿棒が捻じ込まれていく。
 力を抜いていようが抜いていなかろうがその行為に痛みが伴うのは明白で、実際綿棒が刺さっている場所から全身が引き裂かれるような痛みが走った。喉が引き攣る。痛い、熱い、痛い。


「ぃ、あ…っいた、い、や、抜いてぇ…っ」
「へー?でも全然萎えてねえよ、ここ」
「っひ!やだ、あっ、ひっぱっちゃ…っぁ、あ、あ…!」
「っは、すげー。こんな奥まで入るのな」


 大輝は喉でくつくつ笑いながら言って、ゆっくりと綿棒を抜き差しする。その度に、体の内側を擦られる初めての感覚に、僕の頭はぐちゃぐちゃに掻き回されていった。
 辛いのは、痛みだけじゃない。先端を塞がれたせいで、熱がせり上がってくるにも関わらずそれを吐き出せない。ぷちゅぷちゅと独特の音を響かせながら尿道を犯されて、腰が滑稽なくらいに跳ねている。
 (なんで、どうしてこんなことするの。もしかして大輝、僕のことが嫌いなの?)


「ふ、え…っやだ、も、だい、き…っ」
「これだったらもう、イきたくてもイけねぇだろ」
「なん、で…っひ、あ!ぁ、待って…なか、まだ、あ、アっ」


 性器を塞がれたまま、今度は後ろの入口に指を突き立てられた。たたみ掛けるように敏感なところをあちこち蹂躙されて、理性と言葉がついていかない。ただ感覚だけがどんどん過敏になっていって、乱暴な愛撫にまで快楽を拾い出す。
 例え大輝が僕を嫌いでも、僕のことを憎んでいても、だからこんな真似をしているとしても、僕は彼を嫌いになれない。それだけは確かな事実だった。


「なんかお前、いつもよりエロい顔してんな」
「知るか、そんなの…っ」
「尿道責め気に入ったかよ、それならまたやってやるけど」
「そんな、わけ、んぁ…っない、だろ、っァあ!だ、め、そこ…っぁ、あん…っ」
「嘘吐け。ちんこの中弄ると、堪んねえって顔する癖に」
「ち、がう…っば、か、だいきの、ばかぁ…っふ、あ、ぁっ」


 綿棒を更に奥まで押し込まれながら、前立腺を抉るように愛撫されて、大輝の意地悪な言葉にまともに言い返すことも出来なくなる。
 僕がこういう状態だってわかってて、それでも大輝は言葉を止めない。どうして今日はこんなに酷いことばかりするの、と涙が滲むのも確かなのだけれど、それでも僕は、そんな彼のことが、こんなにこんなに、こんなに好きで。


「も、いいか」
「んあ…っ」


 ずる、と僕のナカから引き抜いたその指を、僕の体液で汚れた褐色の指を、見せつけるように舐め上げて。そんな大輝の色気にあてられて、もう今は何も咥えていない入口がはくはくと収縮するのが自分でわかる。
 痛いくらいに、彼に欲情していた。今すぐに奥まで犯して欲しくて、それ以外のことはもう何も考えられなかった。
 

「…っ?大輝?はや、く、」


 それなのに。
 大輝は手早く自分の制服を緩めて、僕と同じくらいに勃起して血管が浮き出ているそれを入口にぺとりと宛がってくれた。だけどそれだけで、一向に奥まで入ってこようとしない。ねだるように腰を揺らしたら、にいっと口角を吊り上げて意地悪く笑う。まさか。


「お願い、してみろよ」
「…っは?」
「そしたら入れてやるから」
「……!」


 頭がかっと熱くなって、今すぐ自分の上に圧し掛かっている色黒の男を殴りつけてやりたくなった。今までも、綿棒やら言葉やらで散々僕のプライドを踏みにじってきた上で、最後はこれだ。
 悔しくて、血が滲むくらいに強く唇を噛む。それでも欲情は消えないし、高まったこの熱を沈めることが出来る方法なんてひとつしかないと、この世の誰よりも僕が一番良くわかっていた。


「っは、はやく…いれ、て」
「…そうだな、お願いします、って言えたらな」
「ッ…ふざけるのも大概にしろ、この馬鹿!」
「はァ?んなこと言っちまっていいわけ」
「あ…っ、や、ちょ、」


 ぎゅ、と眉間に皺を寄せた大輝が、微かに腰を動かす。宛がわれた熱い性器が、くちゅりと水音を響かせて、ほんの少しだけ僕のナカに入ってくる。ほんの、少しだけ。
 それだけでもどくどくと脈打っているのは良くわかったし、それがくれる強烈な快楽を体が覚えてしまっているから、もっともっとと求めるように入口が性器に勝手に吸いつく。喉が鳴って、呼吸が乱れる。僕の瞳に映るのは、歪んだ唇と獣みたいなその目だけ。


「言わねえと、ずっとこのままだぞ」
「…っさい、あく、だ、ア…っ」
「ちゃんと言えたら、赤司の好きな入口んとこも、前立腺も、好きなだけ擦ってやるぜ?」
「あ、あ、はぁ…っ…」
「…な、俺が欲しくねえのかよ」


 耳元で低く囁かれて、思考回路が音を立ててショートした。すぐ近くにある大輝の肩に腕を回して、震える唇を無理矢理開く。プライドも自尊心も、もう、全部がどうでも良かった。


「ぁ、ぼくの、なか…っだいき、の、入れて、ほし…っおねが、い、しま…す……っ」
「…ま、合格だな」
「ぅ、あ、ああァ…っ!」


 腰をがっと掴まれて、そのまま奥まで熱い塊が入ってくる。突き刺さっている綿棒のせいで射精が出来ないにも関わらず、挿入の刺激だけで僕は達してしまった。射精を伴わない絶頂は初めてで、その強い快楽に視界がふわふわとぼやける。


「は…なにお前、入れただけでイっちまった?カワイーな」
「う、うるさいっ、誰のせいだと、思っ…ひゃっ!だ、だめ、まだ、揺すっちゃ…っ!」
「わり、待てねぇわ」


 僕の制止も聞かず、ガツガツと激しく揺さぶってくるその性急さから、大輝も限界だったということがわかった。イった直後で苦しかったけど、それでも必死に広い背中にしがみつく。恋人同士だと錯覚してしまう程に強く。大輝は、そんな自分勝手な抱擁を少しも嫌がらなかった。散々意地悪をした癖に。僕のことなんか、好きじゃない、癖に。


「ちょっとは、緩めろって…っ」
「や、むりぃ…っだいき、が、きもちぃ、とこ、ぐりぐりって…っぁ、あ、あン…っ」
「それ、ここだろ?」
「ひゃぅ…っ!やぁ、あっ、そこ、そこもっと…っふ、はぁっ」


 思い切り腰を打ちつけられて、目の前がちかちかした。でも足りない。もっと欲しい。その一心で、大輝の腰に脚を絡める。今だけでいいから、もっとたくさん錯覚させて欲しかった。


「っぁ、あぁ…っだ、め、ぼく、また、イ、っちゃ、」
「マジかよ…あ、じゃあこれ、抜かねえと」
「や、ぅ、あ…っなか、ぞくぞく、する…っひ、あ、ぁあ…っ!」


 綿棒を引き抜かれた瞬間、寒気のような感覚が全身を走って、溜まっていたものを全部吐き出す。抱き合ったまま、しかも、大輝が達したのも僕と殆ど同時で、愛しあっている者同士のような甘い絶頂に、思わず涙が出そうになった。
 (でも大丈夫、ちゃんと、ちゃんとわかっている。)
 大輝は僕のことなんか好きじゃないし、僕は、こんなに大きな気持ちをもう一度伝えることも出来ない、臆病者だということを。






 体液と、わずかな血液が付着した綿棒を挟んで、それぞれに衣服を整える。どんどん冷静になっていく今の頭でもうそんなものを見たくはなくて、僕は目を伏せたまま体を拭いて、黙々とシャツのボタンを留めた。
 だけど大輝は、何食わぬ顔でその憎たらしい物体を指で摘まむ。それだけではなくこんなことまで言い放った。これ、そんなにヨかったか?


「…さっきも言っただろう、そんなわけがないと」
「や、だってお前、空イキするくらい感じてたんだろ?」
「〜…っそもそも、どうしてそれを使おうと思ったんだ!酷いだろ、いくら、僕のことが嫌いだからって…っ」
「……はあ?」


 思わず大声で叫んでしまった、本音。訝るように眉を寄せた大輝と、言ってしまった以上開き直って、大輝の顔をじっと見つめている僕と。不自然な沈黙が数秒間流れ、それを壊したのは大輝が言った、予想外にも程がある言葉だった。


「なに言ってんだよ…嫌いな奴のちんこなんか触れるわけねぇだろ」
「…え?」
「それに、嫌いな奴と付き合う程俺は暇じゃねーし」
「……え?付き合…え?」
「は?」
「僕、ら…付き合ってる、のか?」
「……は?」


 何度瞬きをしても、景色は変わらない。眉間にぎゅっと皺を寄せて僕を見ている大輝は消えない。頬をつねればきちんと痛い。これは夢ではない。信じられないことだが、これは夢ではない。まさか大輝が、そんな風に思ってくれていたなんて。


「俺は、付き合ってるつもり、だったけど?」
「…っ!」
「え、つーか、告白してきたの、赤司だろ」
「だ、って、大輝、あの時、返事しなかったじゃないか」
「ああ、そうだっけか。でもキスはしたろ。それに、セックスだってしてるし」
「…まぁ、うん」
「それって、付き合ってるって言わねぇの?」


 僕は何度も首を横に振った。まるで何かを警戒するように。そんなのは付き合ってるとは言わない。言葉がなくちゃ嫌だ。ちゃんと言ってくれなくちゃ駄目だ。お前がさっき、僕に求めたのと同じなんだよ。


「今、聞かせてくれ。告白の、返事」
「…今更だろ、そんなの」
「駄目だ。僕が、今まで、どんな気持ちで…っ」
「ったく…仕方ねぇな」


 ガタン、と大きな音を立てて腰をかけていた机から下りて、大輝は僕の前に立つ。そして、逞しいその腕で、僕をそっと抱き寄せてくれた。恋人同士みたいに、じゃない、本当の恋人として。


「俺も、赤司が好きだ」


 居心地のいい腕の中で聞いた、夢のようなその言葉。だけど決して夢なんかじゃないということは、僕を抱きしめている腕の力が教えてくれた。
 喘ぎすぎて掠れた声で、僕も、と返事をした瞬間、今日の大輝の言葉、そして行動が1本の線で繋がる。そうか、わかった、そういうことだったのか。


「…っふ、ふふ」
「なに笑ってんだよ」
「いや?お前がやきもち妬きだなんて、意外だと思って」


 人で溢れる体育館で僕とテツヤを見ていたこと、乱暴なセックス、意地悪な振る舞い、そして『これじゃ意味がない』『虐めたい気分』という言葉。
 (つまりは、そういうことなんだろう?)
 こんなに愛されて、僕は幸せ者だ。からかうように呟いたら後頭部を大きな手で叩かれたけれど、不思議と、痛みは少しも感じなかった。















◆◆◆
たまには独占欲の強い大輝を。たまには。



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