冬が小さくなった話4〜おまけ







C

賢「ご機嫌よう、ローランサン君。散歩かね?」

サ「いや、こいつが、あんたに用だって」

賢「ほう、人形のように可愛らしい子だ。よく見ればイヴェールにそっくりだね」

イ「……よくもまぁしらじらと…。かくごはきめているんだろうな、けんじゃ」

賢「は?「くらいやがれっ!」」

サ「危なっ…!」

どかっ(ロラサンの腕から飛び降り+顔面キック)

ばたっ(そのまま後ろに倒れる)

サ「間に合った…!(倒れる前にイヴェールだけ確保)」

賢「ぅぅ…この足さばき。もしや本物?(地べたはいずり)」

サ「(立ち直りはやっ)まじで身に覚えがないのか?」

イ「うそつくとこれだけじゃすまないぞ…(飛び降り姿勢)」

賢「…本当に君はイヴェール君のようだ。それにしても何故私を疑うのだね?何もやっていないのに」

イ+サ「「うさんくさいから」」(即答)

賢「……酷い(しょんぼり)」



D


(今までの経過を説明中)

賢「ふむ、成程。朝起きたら既にその姿だったと」

イ「ああ。けんじゃがやったんじゃないなら、いったいだれが…」

サ「心当たりとかないのか?」

賢「ないことも無いが……」

イ「はっきりいえ!」

賢「――天の悪戯」

イ+サ「「?」」

賢「ちょうど、目に見えない需要と供給の線がうまい事に重なりあい、イヴェール君をその姿にした、という所が妥当でしょうな」

サ「じゅ…?きょう…?(単語の意味がわからない)」

イ「なんのじゅようだよ…」

賢「それはもちろん、もe……ごふんごふん。日々の疲れを、可愛いもので癒したいという人々の需要なのでは?」

イ「(いいなおしきれてないし!)ていうかなんでおれなんだっ」

サ「運が悪かったんじゃね?(確かに癒されると思ってしまった)」

イ「そんなりゆうだけで……!おいけんじゃ、もとにもどるほうほうとかはしらないのかっ!?」

賢「ある(きっぱり)」

サ「はっきり言っちゃった!!?戻る方法を知ってるなら、犯人やっぱりお前だろ!!」

賢「ノン!何処かの文献で、似たような症例を見ただけですな(ほっほっほっ)」

イ「…はぁ、もういい。きょうはくわしくつっこまないでいてやる。それより、もどせるならはやくもどしてくれ」

賢「あ、言い忘れてた。この方法、準備に時間がかかるから、戻すのは一週間後くらいになるのだが、よろしいかね?」

サ「(もしやこれはイヴェールの食生活を更生するチャンス!)わかった、賢者。また一週間後頼むぜ!じゃあなっ(ダッシュでバックホーム)」

イ「いっしゅうかんも、このまま…(ひゅうううう)」








おまけ

サ「そういえば、イヴェール」

イ「なんだ…?(ひゅううう)」

サ「もeってなに?」

イ「……(どうせつめいしろと…!!!)」












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