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拍手会話短文/20110413~0506
飲み物で10のお題/配布sky forest sea様

01: 目覚めのコーヒー/ゴドー
02: グラスの向こうで揺れる景色/春待ち組
03: 美味しい紅茶の淹れ方/御剣信
04: 特性ミックスジュース/山菜コンビ
05: 喉を潤す一滴の水/巌徒海慈
06: 甘い紅茶でティータイム/御剣怜侍
07: 温かいスープ/ばらとひまわり
08: お酒はほどほどに/信楽盾之
09: もう一杯だけ付き合って/狼士龍
10: 眠りを誘うカクテル /虎狼死家左々右エ門




「ゴドー検事!損害賠償請求されてください!」
「無敗の検事にケンカを売るとは、いったい何の真似だ?」
「ゴドー検事のコーヒーのせいで、他のが飲めなくなっちゃったんだもん。潔く責任取って!」
「……なら、ちょうど良い和解案があるぜ」
「え?どんな?」
「明日から、毎朝夜明けのコーヒーを入れてやるよ」
「えー、早朝出勤とか無理ですー」
「クっ…、わかってねえな」

01: 目覚めのコーヒー/ゴドー

(俺の家に住めよって意味だ)





「君はまたそんな度数の高いアルコールを浴びているのかい?」
「だってウォトカは僕の燃料なんだよー」
「だからって明らかに許容量を肥え…超えているだろう」
「…なにか今凄く不愉快なことを言われた気がするよ、大体君に関係ないでしょ?」
「大アリさ!君と一緒に楽しめないじゃないか!」
「……!!」

02: グラスの向こうで揺れる景色/春待ち組

「酔っ払ったのかい?顔が赤いぞ」
「もうきらい!しんじゃえ!」





「信さんって几帳面ですよね」
「そうかい?」
「だって紅茶蒸らすのにわざわざ専用の砂時計使う人なんて滅多にいないじゃないですか」
「それは―…、もったいないからね」
「確かに、どうせなら美味しいのがいいですね」
「それもあるが、もったいないのは別の事だよ」
「?」

03: 美味しい紅茶の淹れ方/御剣信

「もう飲んでもいい頃だな」
「よっし、いっただきます」
(幸せそうな助手を手元に留めておけるいい理由だろう?)





「お、おい!なんでぃ、その物騒な色のペットボトルは!」
「…普通の、ミックスジュース。…俺の特製」
「特製なのか普通なのか、どっちかにまとめろぃ!」
「材料は…、普通だから。飲め、バカ」
「ふざけんな!飲めるかそんなマーブリングカラー!」
「…精力…付くのに。いらないなら俺が飲む」
「精……!お前はそれ以上飲むな頼むから!」

04: 特性ミックスジュース/山菜コンビ

(…内容は普通なのに…回数は多いけど)





――…ぜいぜい、はあはあ…
「お帰りー。1分56秒か。意外と早かったね、僕のお遣い」
「なん、で、一階受付、に資料取、りに、行くの、タイム制なんですか…」
「うーん、ホラ、いざと言う時のために、日常的に体力付けといた方が良いでしょ?」
「へー (なにその、とって付けたような理由)」
「何か、この僕に文句でもあるのかな」
「え!いえいえ!滅相もございません!」
「はい、ミネラルウォーター」

05: 喉を潤す一滴の水/巌徒海慈

「!ありがとうございます!局長ちょーかっこいい優しい大好き!」
「(その台詞の所為で明日も走ることになるって、気がついてないんだろうね)」





「御剣検事、ホテル・バンドーから紅茶が届きました」
「うム。では休憩としようか」
「疑問に思う所があるのですが、尋ねても?」
「言いたまえ。なんだろうか」
「検事はストレートを好まれるのに、どうして毎回ミルクが付いているのでしょうか」
「!それは、だな…」

06: 甘い紅茶でティータイム/御剣怜侍

(ミルクティーを好む君のためだと、言えるはずもない)





「どうだった?お兄さんの手料理の味は」
「すっごく美味しかった。僕、君の家のブイヤベースって暖かくて大好き」
「メルシー。喜んでもらえて光栄だよ」
「ぽかぽかして幸せの味がするの、自分だと中々作れなくて。コツがあったら教えてほしいな」
「…お兄さんの料理には、秘密の隠し味が入ってるんだ」

07: 温かいスープ/バラとひまわり

(永久凍土に、ありったけの愛情を)





「大丈夫ですか?信楽先生」
「オジサン、さすがに飲みすぎたかもしれない」
「明らかに飲みすぎですよ。これお水です。」
「ありがとう。ちょっと休んでもいいかな」
「もちろんです。少し横になっててください」
「膝枕してくれない?」
「…今回だけですからね」

08: お酒はほどほどに/信楽盾之

「(実は計画的犯行だって言ったら、怒られるかな)」





「狼さん、おかわり何にしますか?」
「俺はもう結構だ。…おまえもそのくらいにしとけ」
「いやいやいや、まだカクテル二杯目でギブとはありえませんから。実は狼さん下戸?」
「な!んなわけねえだろ」
「じゃあいいじゃないですか。注文、同じのでいいですね」
「…男と二人で飲んでるっつー危機感はねえのか、おまえには」
「え?狼さんが送り狼になるとか?何それギャグ?」

09: もう一杯だけ付き合って/狼士龍

「…上等じゃねえか、言ったからには責任取りやがれ!」





「…コロシヤさんってバーテンダーも出来るんですね」
「仕事上、必要になることもございますので。最後の一杯です」
「ありがとうございます。あ、これポートワインですよね」
「ええ、そうでございます」
「赤くて綺麗ですね。いただきます。……………あれ?ねえ、コロシヤさん」
「どうかなさいましたか」
「身体の感覚が麻痺してきてるですが、私どこかで死亡フラグ踏みました?」
「まさか、私があなた様をターゲットにするなど滅相もございません」
「じゃあ何で!?」

10: 眠りを誘うカクテル/虎狼死家左々右エ門

「ご存知ありませんか?男性からポートワインを受けるのは、今夜は好きにして、というサインなのですよ」
「ええ!?そんなの知りませんよ?」
「残念ながら、もう手遅れでございます」






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