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24時間以内に5RTされたらいは『俺様×鬼畜』で【年の差】のお題で小説を書きましょう。

と、いうわけで第2弾。







「あ"ーーーヤりてぇー…」



隣で切なげに呟く幼馴染みをはっと鼻で笑う。
ムッとしてごろごろ転がってきた金髪の頭を抑えて止めてみた。



「うぅ…夏(ナッ)ちゃんの愛が冷たい」
「うるせ、武(タケル)に暖かくしてどうすんだ」



この金髪頭はまったくムカつくというかなんというか。
俺という恋人がいるそばからヤりてぇだなんて腹立つことを言ってくれる。



「だいたいてめぇはさっきあんあん鳴いてたばかりだろうが。この淫乱め」
「えーだって夏ちゃんは鬼畜プレイはしてくんないじゃん」
「当たり前だ、なんで俺様が攻められんだよ」
「いや俺だって夏ちゃん攻めたいとは思わないけどさー」



ごろごろ転がる頭の悪そうな色した頭。このなにも入ってなさそうなカスカス頭はここが屋上だということもわかってねぇのか?まあお前の制服が汚れようが俺には関係ないがな。



「俺の好みはね、いい感じに年食ったおっさんなんだよねー」
「あーそれはなんとなくわかる」
「ねー!おっさん泣かしたいよねー!」



きゃっきゃと笑う武の目が怖い。



「俺さ、おっさんにコックリング嵌めて尿道攻めしてあげたいの。そんで後ろからガンガン突いてもう許してって泣いて懇願させるのが夢ー」
「年食って偉そうなおっさんを組み敷いてプライド折って泣かせたいってのはわかるな。特にお偉いさんとかぐちゃぐちゃにしてやりてぇ」
「ふふ、二人で誰か監禁しちゃう?」



いつの間にか座っていた俺の脚の上に頭を乗せていた武に上目使いで迫られる。そもそも整ってるとはいえ男らしい顔してんだから、そんな顔したってかわいくねぇし。つか俺の制服汚すんじゃねぇよドアホ。



「…いらね。監禁なんざしたら世話焼かなきゃなんねぇだろ。なんでこの俺がそんなことしなきゃなんねぇんだ。俺にはお前だけで手一杯なんだよ」
「あはは言うと思ったー。夏ちゃん好きだー」
「なんだ急に」
「ふふーきゅんとしちゃった。夏ちゃんなんだかんだ俺のこと好きだよね」



そう言ってニヤリと男臭い笑みを浮かべる武。その濡れた瞳に、俺の方も欲情する。



「はっ、てめぇもだろ、武」
「まぁねーおっさんでもなくて鬼畜プレイしてくれなくて俺が受け身だけど、それでもいいって思えるくらいには、大好き」
「当然だ」



さっきヤったばかりだが、火が点いたら消すしかないわけで。いいじゃねぇか、高校の時くらい。若いんだからヤれるだけヤろうじゃねぇの。

適当に羽織っていたワイシャツを、調度いいと脱ぎ捨てる。キスをしながら武のワイシャツを剥いでいると、武の手が俺の腹筋をなぞる。
そしてその指先が乳首まで辿り着くと、武はキスの余韻に浸りながらうっとりと呟いた。



「…あーここにピアスしたい。夏樹、絶対似合うのに」



聞こえてしまった小さな囁きと見えてしまった怪しく光った武の瞳。
ぞくりと背中を走った悪寒に自分の将来を案じつつ、とりあえず、気づかなかったことにした。





*end*
RTありがとうございました!!





―――――
TwitLongerより



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