今、新世界を航海中で、知らない人はいないだろうといわれる有名海賊団『麦わらの一味』
彼らは現在9人で旅をしている
しかし、彼らにはいたるところに仲間がいる
その中でも、彼らとの交流が深かった者
ごく僅かな人しか知らない存在
『いつかまた会えたら、もう一度仲間と呼んでくれますか!!』
別れ際に、そう泣きながら叫んでいた
『左手のこれが、仲間の印だ!!』
左腕を大きく掲げて、彼らの背中を見送る
前半の海で出会い、彼女の祖国で別れた
『ずっと仲間だ』という言葉を交わして・・・
これは、そんな遠いところで彼らを見守っている
1人の少女のお話――