降りしきる雨にうたれたあの日から、泣くことはもうやめたの。涙をわすれたわたしの代わりにきょうも空が泣いている。
あなたの言ういつかっていつなの、なんて言ってしまえば壊れてしまうような関係だから。
いじっぱりなぼくにさいごのうそをつかせて。きみのことなんてこれっぽっちもすきじゃなかったよ。
殺気を放った彼女が突きつけてきたのは銃でもナイフでもなく婚姻届だった。
わたしはよく晴れた日曜日がだいっきらいだった。
きみがいない4度目の夏がもうすぐやってくる。
からん、ころん、と下駄を鳴らす後ろ姿が陽炎につつまれて消える夏。
ことばの代わりに涙が出るのか、涙の代わりにことばが出るのか。
夢と現実の境目でうまれたの。
ぼくにまつわるすべての記憶を消してしまえばきっとあのこはしあわせになれるはずなのに。
わたしはまだ愛される術をしらない。
想いを告げられずひっそりとしんでしまったちいさな恋心はいったいどこへ行くのだろう。
愛してほしいと願うことも罪なのですか。
あなたに愛されない運命ならいらないの。
あなたの思い出になりたかった。
きれいなだけじゃ愛してもらえない世の中だから。
世界のすべてが敵だった。
きみなんてどろどろによごれてしまえばいいのに。
涙を誘う雨はきらいなの。
きみの世界とさよならするの。
愛するあなたにとっておきのだいすきをこめて。
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