2018/08/26 - ジョジョ


通販の方、ご利用いただきました方々ありがとうございます!
自分の創った物を手に取ってもらえることを本当に嬉しく存じます。
(まだ少し在庫ありますので、よければ覗いてみてください。)
またこうして二冊目の夢本をだすことができて、更にそれを読んでもらうことが
できるのはとても幸せなことだと感じています。
仕事との兼ね合いで中々筆が握れない日もありますが
やはり書くことはとても楽しいのでできるだけ続けて行けたらなと考えています。
それは勿論読み手の方がいるからこそ成立することで
本を手にしてくださる方も、このサイトに足を運んでくださる方にもとても感謝しています。
まだまだ至らない面がありますが、今後もよろしくお願いいたします。

―――――ー


「らっしゃいまー……花京院っ、テメーなんでここに」
「ホリィさんから聞いたんだ。きみがここでバイトしてるって」
「承太郎にも秘密だって言っておいたのによりによって花京院に教えるなんて……!」
「似合ってるよエプロン」
「うっせばーか! で、注文はなんにします」
「急に真面目に接客しないでくれるかびっくりするだろ。そうだな……きみのオススメにしようかな」
「オススメぇ?……あーんー、幕の内かな。いろんなおかずが入ってて美味い」
「(かわいいな)じゃあそれを2つお願いするよ」
「2つ? 家族の分なら3つじゃねえの」
「違うよ。きみと僕のぶん。待ってるからあとで一緒に食べよう」
「幕の内ひとつ入りまーす」
「話聞いてた?」
「お客さぁん仕事中にナンパはこまるんですよね〜」
「きみはどうして他所みたいに”花京院くんが私を……?どういうつもりなんだろう……でも嬉しいな”とか思えないんだ」
「思えるか!他所は他所!うちはうち!」
「相変わらずつれないな。あ、すいません、幕の内追加してもらえますか」
「あらやだすごいイケメンじゃなーい!名前ちゃんの彼氏かい!?」
「ちがいますよ!」
「そうです」
「テメー花京院適当なこと言ってんじゃねえぞ!」
「やだよこの子照れちゃって!名前ちゃん可愛い顔してんのに女っ気がないから心配してたけど余計なお世話だったみたいだねえ」
「この人ほんとに素直じゃないでしょう。お店、困らせたりしてませんか?」
「うちは大丈夫よ〜。名前ちゃん口は悪いけど働き者で助かってんのよ〜。幕の内2つサービスしてあげるから今日はさっさとあがってこの彼氏さんと二人で食べな!」
「は!?や、いいっすよそんな気使わないで!」
「ありがとうございます。嬉しいな。是非また来ますね」

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -