笑っていてもどこか虚しい、怒っていても届かない、悲しんでいても響かない、心がどんどん痩せていく、あなたが隣にいない、ただそれだけで

些細な理由を、普通の人なら見逃してしまうような仕草を、ずっと覚えていて

ジンジャーキャンディを舐めながらローラースケートを履いて走るとどこまでも行けそうな気がするの

ラブサスペンスはトリックだらけ

目を見開いて、にやけてしまわないよう、口を固く結ぶ。気持ちが落ち着くように春色の空気をたっぷり吸い込むのだけど、それでも結局にやけるのを抑えられない。それがわたしの経験した恋というもの

ジントニックは未練の味

きっとずっと前からそうだったのね

決まっていたのかもしれない

雨の日はレモネードを思い出す、晴れの日は洗いたてのシーツを思い出す、全部あなたがくれたもの

もう二度と泣かせないでよ

シニカルな幻の合間に寝息

あなたと過ごす時間は蜂蜜のようなとろみを持っているから、わたしはゆっくり、甘い匂いの中に落ちてゆくの

手をつないでいて

ただつないでいるだけで
構わないから

アイラブユー・モア

夜の香りは一体何色

青い銀河の虜

愛しているわけではない。ただ一緒に過ごしているうちにほんの少し愛着がわいただけ。

ある日突然、僕がいなくなったら君は驚くだろうか。それとも怒る?泣く?はたまた傷ついてしまう?でもね、僕は僕なりに考えて、なやんで、それで決心をしたんだ。足がすくんでしまうけれど、一歩踏み出すことがとても怖いけど、せめて君の前では平気な振りをしていたいって思っているよ。僕はどうしようもない人間だから君のことがすぐ恋しくなるだろうけど、弱音を吐かず全てうまく片付けてしまおう。そしたら君にまた会いに行くから。

でも本当はきみから肯定のことばをもらいたいだけなのかもしれないね

あなたに会うまでの二十年はあんなにも長かったのにあなたに会ってからの一年はこんなにも短い

なんて一生言えないけど

他でもないあなたが抹殺して

わたしのことを

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