三千世界を食む白鳥

嫌われても裏切られても
殺されても愛してるん

小鹿日和

死ぬほど寂しくて苦しいからわたしのガラス玉から零れ落ちる海の雫を早く拭いにきて

もし、神さまが許してくれるのならばわたしはあなたを優しく照らす星になりたい。小さくて見えにくくても気にしない。気付かれなくても構わない。ただ、ずっとあなたの傍にいたいだけなの。

植物を飲み干す

夜光虫とフィルムケース

マシュマロにほお擦りするあなたがどうしようもなく愛おしい

じゅるり

緩やかな崩壊を掻き消す雨音

大気圏の眠気

キャット・イン・プリズム

世界の音と世界のにおいが余りにも懐かしくて涙が零れる。止めようと思ってもとめどなく溢れ出すのは、何故。

あなたの為ならわたし
悪魔にでもなれるわ

「お前、本当に馬鹿だなあ」って呆れながら言うあなたがあたしはとてもとても好きだからいつも馬鹿なことをするんだよ。気付いてた?実はあたし、ずるい女なんだよ。

騙されていることにも気付いてないあなたは「そんな馬鹿なお前が好きだ」って言うけどそれは偽りのあたしなんだよ。あなたが好きなのはあたしであって、あたしじゃないんだよ。

淋しい
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