最近、やたらとよく見る夢
俺は白い所にいて、
初めは周りに何もない。
暫くすると
気配がしてくる。
けれどその気配は
あまり怖くなくて。
安心する…？
いや、友達が
側にいるような
そんな感じしか
しなかった。
後ろにいるのが
分かっているまま
振り向けず、声がする。
「ねぇ、君は―――
そこではっと目が覚める。
(ったく…
すっきりしねぇ夢だな…)
いつもいつも言葉を
最後まで聞けずに目が
覚める。
この夢を何度も
見ている俺、
いい加減最後まで聞いて
みたいと思う。
あの子に会った
小学校時代からもう何年
も過ぎた。
それでも遊戯達とは
相変わらず仲が良いし
親父も良くも悪くも
変わってない。
制服に着替えて、
鞄を持つ。
「じゃあ、行ってくる！」
爆睡中の親父に言って
家を出た。
俺は、高校生になった。
続
いきなり高校生に
なりましたね；
思いきって小学生から
進展させてみました