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第二十話 「猿飛さんちにて(番外編1)」
私と佐助さんの2人が祝言を挙げてしばらく経ったある日――…私は自室で不思議な男の子達に出会った。
橙頭の私の記憶の中の彼とは一回り小さく、年頃は12歳頃の男の子と子供特有の柔らかな茶色い髪色の袴を着た幼子と言っても差支えないほどの男の子…その2人が自室で眠っている姿を見て、私は呟いてしまった。
「…佐助さんの隠し子?」
その瞬間――天井裏で大きな物音がしたのだった。
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