一部ぬるい性描写あり。ご注意下さい。



仕方ないから一発……と言うところでアイツがやって来た。
間が悪いのか良いのか、判断がつきかねるな……。

「……なにしてんだよ」

何って……ナニ?
いやこれからするとこだけど。
相手してくれんの……?

「ふん」

それが肯定だってことは直ぐに分かった。

裸足の足で俺の息子をしごいてくる。
ぅあっ……。ヤバい。最近のこいつのスキルアップっぷりが不味い。楽にイッちまいそうだ。
息が荒れる。
ギンギンに立ち上がったブツが、あと少しでイケる……、
というところで、アイツの足が離れた。

おおおっ……!?
いや、焦らしプレイは勘弁して下さい。これ、蛇の生殺しなんですけど。

「はっ……媚びた目だな」

アイツは俺に嘲笑を向けると、ベルトを外し始めた。
え?マジで焦らしプレイ?
ストリップは嬉しいけど、嬉しいけど……!
コレは辛い。

しかしアイツはお構い無しにズボンと下着を脱いだ。
上だけきっちりしたスーツで下はすっぽんぽんって凄いエロイ。下半身直撃。じわじわ先走りが漏れる。

ああ、挿れたいな……。
乾いた唇を舌で嘗めて、唾を飲み込む。そしていい加減限界だった俺の上に股がると、アイツは穴をほぐして、ゆっくりと腰を下ろした。

「うっ…く、は、ぁっ……」

ぎゅうぎゅうと締め付けてくる狭い中がもうたまらない。俺のモノは直ぐに精液をぶちまけた。

「あぁっ…、この早漏れ」

罵倒を吐きながらも恍惚とした表情のアイツに直ぐに俺のは元気を取り戻す。
足が動かないからまともに腰も動かせなくて、なんとももどかしい。
出来るならいますぐ押し倒してコイツの穴の中をぐちゃぐちゃのドロドロにしてしまいたい。

なんて思ったら、アイツの指が包帯を割って腹の傷に突き刺さってきた。
鈍痛が体に走る。
アイツは自分の尻の穴と一緒に俺の傷も掻き回した。

痛い。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいいっ……あぁ。

頭の中は痛さで一杯だったけれど、躾られた体は、ちゃんと達したようだった。

俺の血肉でアイツの指は真っ赤に染まっている。
と、おもむろにソレを……嘗めた。

「……不味い。でも、甘い」

そう言って、噛み付くようなキスをしてくる。アイツの甘い唇と舌を味わう。
少しだけ血の味がした。

キスは続けたまま、俺はそっと、力の入らない指で、アイツの細い首を締める。

ああ、このまま二人繋がったまま死ねたら幸せなのに。



腹にナイフが振り下ろされるのを見た。


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