0918 21:19

【竜主】

「こんな思いするなら、あいつの事好きになんかなるんじゃなかった」
#この台詞から妄想するなら https://shindanmaker.com/681121 

「いるよ」
ガツン。いきなり後頭部を殴られたような衝撃がきた。好きな人、と薄く笑みながら続けられた言葉に目の前が真っ白になる。唇が震える。まずい、と思って、へえ!と大声を出す。笑って肩を寄せる。
「なんだよ水クセーな!誰だ?杏か?真か?」
教えろよ、と言いながら、聞きたくないと思った。


くろろの竜主は、波打ち際で、とろけそうな笑顔で、震える程に甘いキスをするでしょう。
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竜司、ちょっと。呼ばれて振り返ると、岩影でしゃがみこんで半分だけ身体を見せている暁がいた。ちょいちょいと手招きをしている暁に近づく。覗き込むと、暁に右腕を引かれて、体が傾いだ。顔が近づき、ちゅ、とリップ音が響く。してやったりというような笑顔を見せる暁に、竜司は今度は自分からキスをした。

くろろの竜主は、星空の下で、表情の無い顔を覗きこみ、たどたどしくキスをするでしょう。
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「なっ、ばっ、」無表情を崩して目を白黒させる蓮の反応に思わずこちらも慌ててしまう。「えっ、いや、悪い!つい!」慌てていい募ると、蓮はすねたように顔をそむけた。「なんでわかったんだ」「へ?」「キス、してほしかったから」ぼそぼそと呟かれた言葉に、思わず赤くなる。嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ちで、言葉がでない。照れ隠しに頭をかく。
「えーっ、と、……もっかいする?」
「……うん」


※突然の獣化
ぐるぐると喉がなる。過敏になった聴覚が近づいてくるあいつの足音を大きく拾う。ふふ、と堪えきれなかったような笑いが空気を震わせる。衣擦れの音がして、あいつがしゃがみこむ。仮面の奥の瞳と目があった。
「かわいいな」
笑ってんじゃねーよ!と叫んだが、わん、という鳴き声にしかならなかった。
「あっちゃー、完全に犬になってるな……」
ジョーカーの後ろからナビがひょっこりと顔を出す。
「まさか戦闘が終わっても回復しないなんてね……」
「まー、ネズミとおんなじ感じだろ!時間たてば戻る!たぶん!」
額を抑えるクイーンに、ナビが答える。ナビのテキトーな言い草にふざけんな!と怒鳴るがやはり鳴き声にしかならない。
「おい、何か怒っているようだぞ」
「りゅ、じゃない、スカル、ドウドウ」

貴方はくろろの竜主で『宛先のない手紙』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://t.co/UsFlkgQoih

竜司の下駄箱に宛名も差出人の名前もない手紙が入っていたのはつい数日前の話だ。それには“すきです。”とだけ、かわいらしい便箋にぽつりと書れていた。それを見た竜司の浮かれようといったら例える言葉もないほどで、手紙を書いた美少女を妄想しては顔を緩めている。
本当のことを言ったら怒るだろうなぁ。
幸せそうな顔を見ていると余計にそう思う。言葉にはなにも嘘はないのに、タチの悪い冗談扱いされるのだろう。女子を騙ったのは悪手だったな。鬱々とした心を隠しながら、存在しない女子の話を聞いている。

即興二次創作
お題 ナウい彼方 必須要素 コーヒー牛乳

ボロボロのストロー

「なぁ!お前も男ならわかんだろ、この気持ちが!」
肩を組んで顔を寄せてくる竜司から顔をそらしながら、パックのコーヒー牛乳をすする。昼休みから飲み続けているそれはもうすっかり中身などない。それでもストローを吸うと、パックがべこりとへこんだ。噛みついていたストローから口を放す。
「夏の惨敗を忘れたのか」
「ウッ、忘れてねーよ……あれは骨身に染みた……でも一度の失敗で恐れてちゃしかたねーってもんだろ!人間トライアンドエラーで成長してく訳だからよ!」
「どこまでいってもエラーしか見えそうにないんだが」
拳を握りしめ力説する竜司に眉を潜めると、竜司はやれやれといったようにため息を吐いた。
「なんでそう夢がねーかな……」
「夢を見る前にまず現実を見ろ」
「ちぇ〜……あーあー、かわいい彼女ほしーなぁ……」
俺に回していた腕をはずして、竜司は空を仰ぐ。俺は紙パックのストローを再びかんだ。
「彼女彼女っていうけどさ、そんな彼女ってほしい?」
「そりゃーほしいだろ!普通に!」
「どうして?」
「どうしてって……彼女いたら、アガんじゃん?いろいろ」
「色々」
「そーだよ。かわいい彼女がいたら、そいつにいいとこ見せたくて何でも出来るような気ぃしねぇ?それで『坂本くんかっこいい〜!』なんて言われたりしたらマジサイコーだろ」
腕を組んでにやにやしながら竜司は言う。とじた瞼の裏には理想の女子が浮かんでいるのだろう。
「坂本くんかっこいー」
「は?」
「テンションあがったか?」
「あがるか!」
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