すすり泣く私を、善法寺先輩と食満先輩(貴様のせいでこうなったんだぞ!!お前、お前、おぉー怖かったんだからな!!)そして、あまりにもガタガタ震える私を心配した4学年くのたま達がぞろぞろ慰めに来てくれた。うう、もうちょい早く来て欲しかったけどかわいいから許しちゃう…私を抱き締めて慰めてっ
近くに来てくれた大好きなグラマーな××の胸元にダイブしながらふと思った…温かくて柔らかい…。
「泣き止んだ…」
「だな。」
「あぁ…」
「むしろ、喜んでないか?」
「う…ん。」
なんか、プライドが傷ついたみたいな声の立花先輩
潮江先輩
食満先輩
呆れた立花先輩
肯定する善法寺先輩の声が聞こえた…気がするがもうどうでもいい。
「ぐふふふふ…」
「もぅ、○○は…何したかは知らないけどみっともないから泣かない。変態みたいな笑い方禁止。」
背中を優しく撫でてくれる××の優しさを胸いっぱい吸い込んで、ちょっぴり元気出てきた。
「先輩、とりあえず場所も場所なので○○を持って帰りますね。」
なんか××にもの扱いされたけど、立花先輩から離れられるならもうなんでもいいや。
三木ちゃん、羨ましかろう…私今、××の胸に顔突っ込みながらお姫さまだっこで退場するんだぞ!!羨ましかろうっ!
この後、××に女の子と言うものがどんなものかと説教されたが、あんまり気にならなかった。
だって、立花先輩と遭遇!言う危機から脱出できたんだもん。
(何ニヤニヤしてんのよ?)
(えへへ、みんなだーい好き!!)
(私たちも大好きよ。あっ、お腹減った。)
(うふふ、お前のせいで私たちまで食いっぱぐれたよ)
(全力で土下座させていただきます。)
(仙蔵、暫く○○に会わない方が身のためだそうだ。)
(どう言うことだ文次郎。)
(田村から、4学年くのたまは、○○を泣かせた奴を片っ端から報復していると言う情報が回ってきたんだ。)
(なんだ…それ。)
(俺に聞くな。)