「はっぴーにゅーいやー。蘭ちゃん明けおめだよ」
酒に酔ったみたいなふにゃふにゃした笑いを浮かべるなまえが俺にペタッとくっついて幸せそうに記念写真を携帯でパシャリと取った。
「初詣行くか?」
「行かなーい。だって人混み行くと、かっこいい蘭ちゃんの事皆が見つめるんだもん。」
「そんなこと言うなら、去年なまえのこと見てる男子どもの威嚇で俺大変だったんだからな。」
「えー、それは多分、蘭ちゃん可愛いから見とれてたんだよ。」
さっきは、カッコいいと言ったのに、次は可愛いからと言う。まぁ、どっちも言われなれてるから気にしないけど、なまえは、へらへらといつも俺を誉める。
俺の何倍も可愛いのはなまえだけど、言葉に表せないくらい可愛いからギュッと抱き締めた。
可愛い×可愛い
「そう言うことはよそでやってくれ。」
神童の冷めた目線も、
後輩の視線も、冷やかしもなんにも気にならないくらい、君が好き。
(二人の世界にはいるな、部活でじゃなく、二人で初詣行ってくれよ。)
‐‐‐‐‐
大変遅くなりました。
三賀日も過ぎてしまったし…。
可愛い霧野君と可愛らしいヒロインでいちゃいちゃしてたら可愛いですよね。可愛いと可愛い合わさると最強!
作品書き上げラフのが大変遅くなりましたが、これからもピエロが恋に落ちるときをどうぞよろしくお願いします。