「もう冬か…」


文化祭が終わって、中間も終わって、後は冬休みを待つだけの日々。


「蘭丸君かっこいいね。」
「やっぱり、サッカー部いいよね、」


んっ、グラウンドで練習するピンクちゃんのファンの声が聞こえる…机に突っ伏してその声を聞いた。

と言うことは…ピンクの君は、この寒い中サッカーボールを追いかけているのか。






ふぅ、霧野か……私は霧野の事どう思ってるんだろうか?

鞄に入れっぱで渡しそびれている文化祭の時の写真を見る度に早まる心拍数…
霧野の事を話す女子の声にチクリと痛む心…

好きなのかな?

はは、そんな分けないか。


私とあいつじゃ不釣り合いもいいとこだしね。

そんな無謀な恋するほど私強くないし。



寝よう…。



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