「あっ、生徒会長だ。」
やる気のない2年に代わり1年から生徒会長となった○○ちゃんを発見して近寄れば、フワッとシャンプーのいい香りが鼻腔をくすぐった。
「あら、久しぶりね××さん。」
「うん。小学校のときと雰囲気変わったから、会長決めの時会わなかったらわからなかったや。」
○○ちゃんは神童君と蘭丸の幼馴染みだから、ちょっと知り合いです。
「そう?××さんも少しかわったわね。」
「何も変わってないですよ。」
「変わったわ。…ううん、変わってないわね。」
「?」
「羨ましいわ。皆と関係が変わらなくて…」
「んっとさ、よく分かんないけど、私は○○ちゃんとずっと仲良くしたいな。」
「ふふ、ありがとう。」
ちょっと頭の足りない私には難しい話だったからよくわからなかったけど、とりあえず
○○ちゃんは笑うともっと美人。
始点
ってことで、放課後です。
私は、得意の走りをいかして陸部に入ることにしました。
取り敢えず、サッカー部が近いのがこの頃の悩みです!!
なんで、部活でまで近くにいなくちゃならないの?
意味わからない!!こんなんなら、○○ちゃんがいる生徒会室行けばよかった…
なんかヤだから取り敢えず走りまくった。
(けっ、学ラン着てないときはマジ女だな霧野!)
(畜生、なんであんなに可愛いんだょ!!)