「エース。今日ね、マルコもサッチも忙しいの。
よかったら一緒に町へ行かない?」
スゲー嬉しそうな(解放されたような)笑顔の○○が俺の前に現れた。
島デート
はじめの頃、
マルコとサッチがあんまりにも○○と会うのを邪魔するから何事かと思っていたが、○○が俺のことが好きだと言ったことで納得した。
俺も、いろんな事に一生懸命に取り組む○○が可愛いいと思ってたし、何より笑顔がいい。幸せを噛み締めるようなあの笑顔が俺は好きだったから、マルコ&サッチの妨害にも耐えられると思って、すぐさま返事をした。(バカ兄たちに邪魔されそうだったしな。)
そして、無事にカップル成立したわけだが…マルコ&サッチの邪魔は相変わらず続く。
奥手な方だと思っていた○○も、マルコやサッチの妨害を乗り越えるために恥ずかしさなんか脱ぎ捨てたようで、付き合いだした後からは隙を見つけては誘いに来てくれる。
そんな○○が可愛くてしょうがないと思う辺りは…認めたくないがあいつらと一緒なのかもしれねぇ…。
「行くか。」
「うん。」
小さな手を掴んで、俺は陸地に降り立った。