「海だ!!」
夏休みもらったから海に行くぞ。いきなり早朝に起こされて車に押し込められてやって来ました夏の海。引きこもりの私には夏の日差しは少々きつい。
いや、ほら忍者は夜の仕事の方が多いから問題ない。きっと。
まぁ、そんなことはこの際どうでもいい。問題は○○の水着だ。なぜそれをチョイスしたんだ。
目のやり場に困るような黒ビキニに柄物のパーカーを羽織ってはしゃぐ○○に頭が痛い。ほら、あそこの男どもが見ているぞ!!
海
むっ、
三郎になぜか怒られて、持ってきた短パンを着て三郎を待ってます。
かき氷買ってきてくれるって、三郎の優しさは嬉しいが、さっきからレジに並ぶ三郎を女達が見てる…三郎は私のなんだからね!!小娘どもっ。と思う私っておばさんなのかな?
「なにガン飛ばしてるんだ?」
「あっ三郎。だって、だってさ、あそこの子達がね、」
はいはい、分かったからと言いながら、横にどかっと座ってイチゴのかき氷を渡してくれる三郎って本当にかっこいいんだけど、そんな格好いいことしてくれるからまた注目集めてる。この、おまえどんだけ格好いいんだよ。
「むぅ、」
「何をむくれているんだ。私は#nme1#以外のところにいかないさ」
「やばい、三郎かっこ良すぎてまた惚れた」
「そりゃどうも。」
こんなカッコいい奴が14とは、室町時代侮りがたし。