「この時代は氷がタダで食べれるんだもんな」
「昔は、氷 人工的に作れなかったもんね。」
この安マンションは、夏になると人を殺すかのように熱と湿気をため込んでくれる。だれる三郎の口に氷を突っ込んでやると氷最高と幸せそうに溶かしていった。
アイス
「アイスどう?」
「普通に美味い。」
氷を食べて満足している私に、この時代に来たんだから氷で満足すんな!と○○がアイスを買ってきた。
初めて食べるアイスは、この季節に欲しくなる素晴らしい菓子だ。勘ちゃんとか雷蔵が喜びそうだな。と思いながらストロベリー味のカップアイスを○○と一緒に食べてる。私たち、リア充だな。リアルが充実しすぎてる。
「美味い、」
「三郎気に入ったんなら、色々買ってきてあげる。」
コンビニに色々な種類売ってるから。続けるなまえに太らない程度に買ってこいと、ちょっと嫌みに返しとく。
いうな!と予想通りに返す○○の口に最後のストロベリーアイスを放り込んで私は満足そうに笑った。
(三郎が意地悪だ。)
(なんか言ったか?)