「おぉー」
久々に浴衣を着ると、○○が騒ぎ出したから気恥ずかしくなった。
祭り
「久々にわた飴買いたいな。」
今日は、夏祭りがあると聞いて、会社帰りに弟の家に寄って着なくなった男物の浴衣をもらってきた。
まぁ、三郎に着せたいと思ってたから良い機会だわ。絶対に似合うもんあいつ!そんな私の熱いアタックに負け三郎は渋々濃い藍の浴衣を着てくれた。私も古典柄の白い浴衣を着こみ何年ぶりかのお祭りに着ている。
そう言えば、浴衣着るのもいつぶりだろうか…たしか高校らへんかな…
私、三郎に出会ってからかなり若くなった気がする。
「三郎、何たべたい?」
「たこ焼き、焼きそば、杏飴」
「そりゃまた定番を」
「じゃ、何食べたいの?」
「わたあめ」
「定番じゃん。」
「ちがう、綿飴は神だ」
「あっそ。ほら、どの袋にするの?」
綿飴チョイスとは。こいつどんだけ甘いもの好きなんだ。呆れる私には目もくれず
忍者プリントのの綿菓子を選んだ三郎に甘い私も私だがな。
さて、明日も仕事だけど今日は楽しみますか。
(三郎浴衣すっごく似合うって、もともと着てたのか)
(んっ、まぁな。なまえも似合ってるぞ。)
(嬉しくて照れるわ〜)