青信号 黄信号 赤信号
...
サクラは昔の第七班の写真を見つめる。
「私達って昔すごい色の組み合わせの服を着ていたなぁ。」
『青色はサスケくん、黄色はナルト、赤色は私…。』
「ふふっ、信号みたいだわ」
「・・・」
赤信号・・・か…。
「青信号はサスケくん。天才で成長が早く、進むのが早い。まっすぐ自分の意志を貫く。まるで青信号そのもの…。」
「黄信号はナルトね。できるところや出来ないところがはっきりしてる…。微妙な感じだけどどこかに強さを秘めている。黄信号は進むか進まないかの決断をさせる重要な信号。ナルトにピッタリ当てはまるわね。」
「…。そして赤信号は私。止まってばかりで進まない。進みたくても進めないんだよ。何をしても進まない…。それが私・・・、サスケくんを『止める』ことも出来なかったじゃない…」
みんなどんどん先へいってしまう…
私は置いてけぼりで。この景色を見るのはもう嫌…みんなの背中なんか見たくない。寂しい
足手まといで、みんなを止めてばっかり。そのくせにはサスケくんを止めることができなくて。何の役にも立てなかった私は医療忍者になった。
五代目…いえ、綱手師匠のもとで医療忍術の修行した。ひたすらに修行した…
2人に追いつくために…みんなの役に立てるように…
二度と足手まといになりたくない。
今度は私の背中を見ていてほしい。
見ていて下さい!!