ヤンデレ優斗(小説)
媚薬なHONEYで、朱里クロが間に合わず媚薬飲まされた捺が食べられちゃったらのif話です。
優斗宅から始まります。
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一糸纏わぬ俺に対して、俺の上に被さる優斗さんはまだ服を着たままだ。
体を捩らせると、じゃらりと俺の両手首とベッドに繋がった手錠が音を立てた。
別に逃げようとした訳じゃない。
ただ、体が熱くて、じっとしてられないんだ。
「っ……優斗、さんっ!」
「捺くん、君はさ……もう少し自分の事を知らないとダメだよ」
そう言って、優斗さんは俺の頬を撫でた。
軽く触れられただけなのに、体はぞくぞくと震える。
俺は無意識に甘い吐息を溢した。
まだ、酒と……媚薬の効果が残ってるから。
バカだバカだとは思っていたけど、俺は本当にどうしようもない程バカだ。
いつもなら、このまま優斗さんとイチャイチャ〜なんて流れなんだろうけど、今日ばかりはそうはいかないって分かってる。
だって、いつも嬉しそうにしているその顔が……欲に染まったその瞳が……今日は冷たいままだから。
それもこれも全部俺のせい。
自分が悪いって分かってるけど、優斗さんにこんな顔させてる事に胸が痛む。
俺にはそんな資格ないのに。
「捺くんは可愛くて、綺麗で、俺の自慢の恋人で……」
「ぁ……っ」
ゆっくりと言い聞かせるように話しながら、優斗さんの手が俺の頬から首筋へ、そして胸元へと滑っていく。
その度にびくびくと体が震えて、ダメだって分かってるのに声が出ちまう。
「自分で思ってる以上に魅力的なんだって、どうして分からないのかな?」
「いっ……アァッ」
痛いくらいに胸の突起を摘ままれて、なのに俺からは更に甘い声が出た。
じわりと目に涙が浮かんでも、両手を手錠に繋がれてるから拭う事も出来ない。
「……いやらしい顔」
冷たい瞳のまま、優斗さんが俺を見下ろしてくる。
「今捺くんがどんな顔してるか分かる?」
「…………」
「全部、全部分からないから、俺以外の人にその顔を見せたんだよね」
「ちが…っ」
「そのいやらしい声も聞かせたんでしょう?」
冷たい表情と声音を崩すことなく、俺を見つめる優斗さんに俺は何も言い返せなかった。
それどころか……
「もういっその事」
―このままここに閉じ込めてあげようか?―
こんな事を言われてときめいた俺は、本当に救いようがないバカかもしれない。
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(P∀`q*)きゃー!
萌えました!
初めて小説もらったったー!
新鮮でニヤニヤしちゃいましたw
ヤンデレな優斗もいーなーo(^▽^)o
捺はマジでときめきそうです*\(^o^)/*
みぃゆーさまありがとうございました!