少女は花紅を捨て現実を知る
明日は今日の昨日
二度訪れぬ
神は草笛を食んだ
疚しさ目に焼いた彼女の盲従
夜汽車と少年
傷ついた夢は孵らない
妬いた枯葉のスカート
雪はまだ残っている。しかし彼の幸は溶けてしまっていた。
咲かぬ花見と終わらぬ薪