∴死ねた。暗いだけ。
∴苦手、嫌いな方バックプリーズ。




















「ねぇ、はっちゃん。」



どうしてはっちゃんは動かないんだろう。



「はっちゃん。ねぇ、はっちゃんってば。」


君を染め流れでる赤い液体は生温いのに君はだんだん冷たくなっていくのはなんでだろう。



「はっちゃん。」

「はっちゃん。はっちゃん。」

「ねぇ、はっちゃん。まだ任務終わってないよ。」

「これが終わったら一緒に町に行くんじゃなかったの?はっちゃん、楽しみにしてたじゃないか。」



そう言いながらはっちゃんの肩を揺すってもはっちゃんは目を開けない。



「ねぇ…!はっちゃん起きてよ!約束破るの?ねぇってば!」

「はっちゃん。嘘だよ、ね…嘘でしょ?はっちゃん!」



揺すりながら名前を呼んでも返事もない。
ねぇ、はっちゃん。いつもみたいに呼んでくれないの?
いつもみたいに笑ってくれないの?
はっちゃん、はっちゃん。
はっちゃんがいないなら俺は生きている意味はないよね。


だったら俺も消えてやろう。



(君がいないなんて、)(こんな世界消えればいい)



降りだした雨は君の頬を伝って流れていった








消えて終え世界



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