ksxx5

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unexpectedly

俺は毎日4時半起き。
シャワー浴びて顔洗って着替えて朝食作り。
今日は和食。
準備が整ったらヒル魔を起こしに行く。
時刻は5時。
ヒル魔の朝練が6時から。
でもその間にシャワーだし早めに起こす。
2人とも髪に時間かかるからなぁ。
カーテンを開けると空はまだ薄暗い。

「ヒル魔ー朝だぞ、起きろっ」
「…んー…………」

布団を捲ると、身を捩って布団をずり上げるヒル魔。

「ヒル魔ー」
「…………」

少し強めに呼んでみるが反応なし。

「ひーるーまー、起きろよー」
「…………」

ガクガクと肩を揺すってみる。
う〜ん。。。

「朝練遅れる…って」
「…ん、ルイ……」

漸くヒル魔の目が開き出す。

「早く起きろよ」
「…キス」
「カ?」
「だからキ〜ス、したら起きる」
「もう起きてんじゃん…」
「早くしろよ。朝練遅れっだろ」

モタモタしていると催促された。
この野郎…
ヒル魔は完全に《待ち》の体制。
目は完全に俺がすると疑わない。
確かにすることになりそう。
枕元の時計を見ると結構時間が経っててヤバい。
このままじゃ本当に朝練遅刻しちまう。
軽く、触れるだけ。
覚悟を決めてそう思いながら目を瞑ってヒル魔の唇に自分のそれが触れる。
と思ったら。
ヒル魔にぐいっとベッドに引きずり込まれて。
舌が口内まで入ってきて昨日のこと思い出してしまう。

「………ッ…ん、ぅ………」

ヒル魔の手が服の中に入り、抑え切れない声が出ちまう…

「このままスル…?」

漸く唇を解放されて睦言。
危うくうん、と答えそうになるのを、服の中の手を追い出すことで振り払う。

「…なんだよ」
「朝練遅れっだろ」
「俺キャプテン、主将、部長。どうとでもなる」
「や、そーゆー問題じゃないと思う…」
「シねぇの?ココこんなだけど?」

既に半勃ちになっていた自身に布の上から触れるヒル魔。

「………ンっ…ッてちがぁーう!!早く起きろっっ!!」
「いいじゃねぇかちょっとくらい」

ブツブツ言いながらベッドから出て風呂場へ。
曝け出された体にドキリとする。
俺末期じゃね?
ヒル魔が風呂入ってる間に髪の毛、セット完了。
顔も洗い終え、着替えたヒル魔がやって来る。

「今日はなに。和?」
「おー。豆腐とワカメの味噌汁、焼き鮭、あと昨日親父から貰った漬け物。温泉玉子は?」
「食う」

俺ってエライ。

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