ksxx5

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Cherry×Cherry


「いちにーさんしーご…?」


結び目が5つ。


「―チッ、しくった」
「なにしてんの」
「知ってっだろ?結び目どんだけ作れっか挑戦中」
「あれ、むずく…」


机の上には4以上6以下の結び目のできたさくらんぼの茎がいくつか。


「…ねぇみてぇだな」


俺1コがやっと。


「…お前昔っからだめだもんな、これ」


またヒル魔の口がモゴモゴと動いて結び目のついたさくらんぼの茎が出てきた。


「―っしゃ、最高記録!」


自慢気に見せられた茎には7つの結び目。


「…なんでンなに上手ぇの」


さくらんぼの茎を口に含んで、モゴモゴやってペッと吐き出す。


「下手くそ」


緩い結び目が1つ。せめてもうちょいギュッてなってて欲しかった、くそ。


「…教えてやろうか」
「………ん」
「『教えてくださいヒル魔先生』はい復唱」
「『教えてくださいヒル魔先生』」
「…言うのかよ」

だってヒル魔には言ってねーけど今部室で流行ってんだ、これ。ヘッドが1コもろくに結べねーとか…なぁ?
ただでさえ舌に特徴あっから結べて当然、みてぇなとこあっし。逆に舌が長すぎてできねぇだけなんだけど、たぶん。


「教えて、ヒル魔」
「……………」


さくらんぼの実の方が入った皿を向こうにやって、茎だけの方を手元に持ってくる。


「…とりあえず、もう1コやってみろよ」


茎を口に含んでモゴモゴやって、ギュッてなれ!


「………まぁ…ギリ、1コ、な」


吐き出した茎を見ながらヒル魔が言う。


「…とりあえず1コはできんだろ。緩ぃけど。強く結ぶときは舌で…」


こうやって、と…実践あるのみ!な感じで茎を舌で動かす。


「………うーん、お前センスねぇな」
「カッ!!」
「こうやんだよ」


ヒル魔が近付いてきて。


「ン…っ」


ヒル魔の舌が口内に入り込んできて、茎を動かす。


「……ッ、」
「…こうだ」


ヒル魔が離れて、俺の口内に残ったのは茎。
吐き出して見てみると、強い結び目のある茎が出てきて。


「…分かったか?」
「……………」


正直言って分かんねぇ。何がどーなってやがんのか意味不明。


「…とりあえず1コを完璧にしな」


ヒル魔はまたモゴモゴやると簡単に1コの結び目のついた茎が出てきた。


「…………………」


やる気なくなってきた。ヒル魔天才、すごすぎ、流石。


「…なんも出ねぇぞ」
「……………」


だってよー


「…いいのか?舎弟にバカにされても」
「知ってたのかよっ…!」
「まぁな」
「…だってよぅ、できねーもんはできねーし」
「んな簡単に諦めんな」


別にさくらんぼの茎が結べなくっても死ぬわけじゃねぇし。


「…とっておきの裏技教えてやっから」
「………………」
「ヘッドの面子保たせてやろーじゃねぇか」



































「…なんで服脱ぐんだよ…?」


関係なくね。


「あんだよ、大人しくしてろ」
「……………」


ヒル魔のベッドに寝かされて。


「…おまっ、何すンんっ…!」


胸の突起を舐め上げられてビクリとした。


「…最初はな、歯と舌でやんだよ」


ヒル魔の尖った犬歯で突起を引っかけるようにされると腰が浮いた。


「ちょい先を噛んで、」


ヒル魔は喋りながら歯で突起を甘噛みして、ついでみてーに吸ってく。


「んッ、」
「舌を使って、…聞いてっか?」


至極真面目な顔して言うから、調子狂う。


「……………」
「気持ちヨクなってきちまった?」
「………、っ」
「授業内容変更な」


する、と足の間に割って入り。ペロリと舌舐めずりをしたように見えた。


「授業料はサービスしといてやる」


言って、ヒル魔の手が下着の上からアレを撫でて。もう勃ってんのはしょうがない。
下着を脱がせられるときに、ピクリと反応を見せた自身はヒル魔の手に扱かれて。


「ゆっくり扱いてやって、」
「ちょっ!!」
「いきなり咥えねぇで舐めてやる」


ヒル魔っ!待って。
言うより早く、ヒル魔は口付けた。


「ン…、」


すっかり勃ち上がった自身を舌を使って全体的に。


「…なに、してんだよ…ッ!」
「フェラ。後でやらせっからやり方覚えとけよ?」


なんでっ…てかヤバい、出そう。


「咥えっときは歯立てねぇように、な」


言って、ヒル魔の口内に飲み込まれた。上下に動かされて何も分かんなくなる。
口ン中の粘膜と熱さに刺激され。
先っぽを舌で抉られ、手も使われて一気にクる。


「アッ、も・ヒル魔ァあああー…っ!!!!!」
「………、」


ビクッ、と痙攣しながら全部を放してくんねぇヒル魔の口に吐き出す。


「…イきそうになったら手と舌と使って扱くペースを速めて、…あとはまあ慣れだな」


なんでもないように話すヒル魔。


「…なに…。飲んだ…?」
「飲めるようなら飲んどけ。で、」
「まじで、飲んだ…?」
「ん?おう」


ほら、と言って開けた口の中は空っぽで。うっすらと乳白色っぽい感じがした。


「で、だ。ちょっと冷てぇかもしんねーが我慢しろよ」
「ひァっ…!!」


いきなり、後ろを触られて。


「解す為にローションか滑油剤な」


ヒル魔の指が液体?を、塗り付けていく。


「ゆっくり、周りから慣らす。最初はキチぃけど、我慢な」


ぐ、と異物を吐き出そうと動くのに反して、ヒル魔の指は奥まで入って来ようとする。


「ぅ…、あッ」


ヒル魔は指を出し入れして動かす。


「基本はゆっくり、慎重に、な」


ぐちゅ、ぐちゅっ、とヒル魔の指が動く度に聞こえて来て。


「触った方が緩くなりやすい場合もあっからそこら辺は臨機応変にな」


言って、萎えそうな自身をぬるついた手で扱くヒル魔。


「ん゙・ぅ…ッ」


同時に指が奥まで入って。


「痛ぇ?」
「…痛くは、ねぇ。けど…」


変な感じ。


「………なら、ココはどうだ?」


ヒル魔の指が中で動いた。


「アッ、!!」
「…イイみてぇだな」
「ん・くぅ…!」
「これが前立腺な」


ヒル魔の指はソコばっか突いてくる。


「あ、ッ…!ン‥」
「イイか?」
「…ん‥。っ!!」


ピクピクし出したところでヒル魔が指を引き抜く。


「ぁ…‥‥、ッ」
「フェラの復習な」


ジーっとヒル魔がジッパーを下げる。
やべぇ、全然覚えてねぇ。


「覚えてねぇ?」


コクリと素直に頷けば。
ヒル魔はズボンと下着を蹴飛ばすように同時に脱いで寝転ぶ。


「…舐めな」


歯は立てんなよ、と言って。
顔を近付ければ独特の匂いが鼻を掠めた。
手を添えて、完全に勃ち上がったヒル魔のにゆっくり舌を這わせる。さっきのを思い出しながら。…ほとんど覚えてねぇけど。
舌で舐め回してから先っぽを少し咥えた。
あんま美味くねぇ味が口ン中に広がる。


「…いいぜ、口使って」
「ン…」


歯を立てねぇように気を付けて口内に招く。頭を上下に動かせばヒル魔の指が髪に絡んで。


「…俺、大丈夫…?」


見上げれば上手いぜ、って撫でられた。


「…ルイ」


そのまま腕を取ってヒル魔が起き上がり。


「…ルイのココに。挿れてぇな」
「‥ン」


腰を押し付けられて素直に反応を返した。


「‥痛く、すんなよ」
「…………」
「……そこは嘘でも痛くしねぇって言えよ」
「痛くしねえ」
「………………」


シャツを脱いだヒル魔が、枕元からゴムを取り出して口で切り開け、さっきまで俺が舐めてたモンに被せる。


「後ろ向いて膝つけ」


四つん這いになると、ヤるって実感が一気にキた。ヒル魔に後ろを見られてるって思うと顔に熱が上がるのが感じられて。
…やべぇ、恥じぃ。
尻を掴まれてヒル魔のが押し付けられる。液体でぬるぬるのとこに先っちょが挿入ろうとする。


「…痛かったら言えよ、止めねぇかもしんねぇけど」
「へ…?ッ!!!?」


ぬるぬると滑らせていたモノが一気に挿入ってきた。


「ンんっ―――!!!!!」
「ッ…息止めんな、」
「…っ‥」


無理、圧迫感半端ねぇ。


「キツ…っ」


はっ、はっ、と浅い呼吸になっていたらヒル魔の片手が前に回って自身を扱かれた。


「んッ…!っ・ふ‥、」
「…ルイ、」


前を扱かれながら背中にキスされて呼吸が楽になる。
その一瞬で奥に挿入ってきたヒル魔。


「…っ。あッ‥、…ん」


突起も弄られて、いよいよ何も考えられなくなってくる。


「…動く、ぞ」


ヒル魔の切羽詰まった声がして、動かれた。


「――…ッ!」


奥まで抉られて。


「や、あ、ッあァ…!!」
「‥‥はッ、」
「………、っ…………!」


一瞬、イイトコを掠められて。


「‥、ルィ?」


ヒル魔が止まって。
…そーすっと尚更挿入ってんのが感じられて。くたくたになりながら痙攣して。


「…もッ、かせて…!」
「………ここ、だろ、ッ」
「…アあ゙ッ…!!」


さっき掠めたトコを重点的に攻められて。
いよいよヒル魔の激しい息遣いがすぐ後ろで聞こえて、ヒル魔も限界なんだと知る。


「あ、ア、ャっ…も…ぉッ、ん・アあぁぁっ‥ーッ…!!!!」


めちゃくちゃに犯されて精を吐き出した。

「ッるぃ…っ!」


すぐ後に、肩口からヒル魔の声が聞こえて噛み付かれた。


「ンん‥ッ!!」


最後にぐっ‥ぐっ、と腰を押し付けられて。ヒル魔もイッたんだと分かった。








Fin.

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