ksxx5

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告白とキス



「ヒル魔さん…ちょっといいですか?」

「あ゙?んだよ」

「あのッ…、私前からヒル魔さんのこといいなって思ってて…」

「で?なに、俺と付き合いてぇの」

「……/////」

「……ふ〜ん、だってよ葉柱。どうすっかな」

「…………勝手にすれば」

「ヘェ…。なら付き合ってやってもいーぜ」

「うそっ、ホント!?」

「……あ、あのさ…1コ聞いていい?コイツの、どこがいいの?ドSだし悪魔だし性格あんま良くねぇと思っ…「アメフトをしてるときがすごくカッコ良かったんです!」

「だってよ?」


そんなん…俺だって知ってる。アメフトを真剣にしてるヒル魔が物凄くカッコ良いことも、ドSで鬼畜で変態外道悪魔だけど優しいことも。


「………」


知ってんのは俺だけ、じゃなかった。くそ…


「………。葉柱?」

「なに、」

「んな落ち込むなよ…可愛すぎんぞてめぇ」


最後の方は小声で耳元で。


「…悪ぃな、やっぱコイツ以外無理だわ」


ヒル魔はそう言って、肩を抱き寄せ。


「……!」


少し唇を触れさせ合うと、踵を返した。前で女の子が息を呑む気配がする…こわくて見れねぇけど。


「…帰んぞ、葉柱」


少し先を歩いてたヒル魔が立ち止まって振り向く。


「……な…に、すんだよ…ッ…」


見られたんだぞ!?


「…キス。びっくりしてて可愛かったなー」


ヒル魔はケケケと笑って。


「なっ……」


まじで、何考えてんだよっ!!?


「二股になんなくて良かったろ?」

「………ふん。」


まあ…、そうだけどさあ。








Fin.

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