ksxx5

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波紋


顔も性格も頭も良くてスタイル抜群?
そんな奴いるわけねぇだろ―…言いながら泥門のマネが思い浮かんだ。


「そんな完璧な人に彼氏居ないわけなくねぇ?すげぇイケメンの釣り合う彼氏が居るって。」


銀が言った意見に賛同。
でも…、姉崎って彼氏居んのか…?


「―あ?」

「姉崎って彼氏居んの?」


本人に聞き難くてヒル魔に聞いてみた。そしたら、


「俺。」

「カッ!?」

「信じらんねぇ?」

「………」

「……まもり、ちょっと来い」

「えっ!?なに?」


軽々しく姉崎を下の名前で呼んだヒル魔。
ヒル魔は姉崎の腕を取って熱烈なキスをしてみせた。


「―………!」

「ちょっとヒル魔君っ、」

「言うなよ?」


しれっと影響すっから、なんて言うヒル魔。
姉崎は赤くなって、帰ると言い出した。
ヒル魔はそれを止めようともせず明日な、と言って。姉崎は帰ってしまった。


「…………………」

「…大方…糞ニット辺りか?」

「…なんで…」

「お前はそんな素振りしてねーし、な?」

「……………」


まあ確かに、姉崎は美人だと思う。優しいし頭も良い。恋愛対象にならねぇのはなんでだろうな………


「つーか、お前一緒に帰ったりしねぇのかよ。俺呼ばなきゃいーだろ?」


関係を知った今、わざわざ呼ばれてる意味が分かんねえ。


「…そうだな…、」

「そうだなって…」

「お前見てると……」


ヒル魔は一旦そこで切って、暫くしてからなんでもねぇって言った。









































































Fin.

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