テレセク
「は、ア・あっ…」
ガクガクと揺すられて気持ちいい。足を広げてみっちり咥え込む。サイコー。
「ん、ん…あ、あっ、すげぇ、いい、もっと」
ギシギシとベッドが軋むのもたまんねぇ。
なんか…鳴ってる。携帯だ…って、あ、やっべ、ヒル魔だ。
「なん…っだよ」
『遅ぇ』
手探りで携帯を探して慌てて電話に出ると速攻で告げられた。
勿論チンコは挿入ったままだ。息をしながらなるべく平静を装う。あー喘ぎてぇ。
『てめー今どこにいる』
電話を取ったことで律動が止んじまったのを頬撫でて促す。目だけで窺ってきたのを口パクでいいぜって伝えると遠慮がちに動き始めた。
「あー‥っ、と…」
『言え』
ゾクゾクする。
「ん…っと」
下半身が痺れてきた。気持ちいい。
「ホテ‥ル、んっあ」
* * * * * *
「俺、今日」
「んだよ」
「…ノーパンなんだよ」
耳元に唇を寄せてそう呟く。
「で?」
「シたくねぇ?」
自分から誘ったとは言え、あっという間に押さえつけられておざなりに解されて挿入。でもそれがイイ。
「おい鳴ってんぞ、しつけぇ」
「あ…?ん、なに…?」
「電話」
「あっ、ん…でん・わ…?」
「おら」
表示を見ていたヒル魔がピッとボタンを押してこっちに寄越される。
「ちょ…っ」
『あっやっと繋がった。葉柱さん?葉柱さん?』
「…ん…っ、だよ…」
ヒル魔は腰の動きを止めてくれない。
「ん、ふ‥ぅ…」
喘ぎを堪えるのがやっとだ。
『…葉柱さん?』
「ん…ぅ」
「悪ぃな、葉柱は今手が離せねー。用件なら聞いてやるが?」
俺にチンコを出したり入れたりしながらヒル魔は平然と通話を続ける。
あーもうイきそう、だめ、すげぇ気持ちいい、チンコ痺れる、イかせて。ビクビクッと痙攣してイキそうになるとヒル魔の腰の動きが緩慢になった。睨むと目だけで笑われる。つーか用件なんだよ気になんじゃん。
動けよ、って意志を込めて足をヒル魔の腰に絡めると電話の通話口に手を当ててちょっと待ってろって言われた。おいなんだよそれ。
早くイキてぇのに。ヒル魔はニヤニヤ笑って遂には動かなくなった。
チッと心の中で舌打ちしてからヒル魔を一旦抜くと抜けた衝撃で1回目のヒル魔の出したモンが垂れた。
「あー葉柱?葉柱か?今俺の下でチンコねだってる、あ違ぇか、上?騎乗位?にしてぇみてぇ」
お前はッ、なんつーことを…
「つーわけで今手が離せねぇから後で掛け直せ」
電話が切れたことを確認してからヒル魔を押し倒し、チンコを挿れて上下に動くと気持ちいい。たまんねぇ。でも足りねぇ。
バックから犯してやる、囁かれて四つん這いの体制を取る。
「早く くれよ」